上に導いた式はゲージに全くよらずに成り立つ式である.したがって,ゲージ 固定について悩む必要はないのだが,実際にはゲージを固定する方法もよく行 われている.問題によっては特別なゲージ固定をすることにより計算が簡明に なることがあるからである.そこで,とくによく使われるゲージ固定をいくつ か取り上げて,ここまでのゲージ不変摂動論との関係を見ておこう.テンソル 型,およびベクトル型の摂動についてはほとんど明らかなので,ここではスカ ラー型の摂動のみを考える.そして,特に断らないかぎりスカラー成分をあら わす(S)の記号は省略する.
visitors,
pageviews since 2007.5.11