次へ: 曲率ゆらぎ
上へ: いくつかのゲージ固定との関係
前へ: 同期ゲージ
目次
索引
共動ゲージ(comoving gauge)では,全ての物質の平均速度に対する静止系によ
り時間一定面を定義する.これは
, すなわち,
という条
件を課すことに等しい.さらに条件
を加えればゲージは完全に固定され
る.このゲージでは時間一定面が必ず物質の4元速度と垂直になり,また空間
的なゆらぎの非等方成分が消え,等方成分のみとなっている.ここで残りの自
由度を
,
とおけばその線素は
![$\displaystyle ds^2 = a^2(\tau) \left[ -(1 + 2\xi) d\tau^2 - 2 v_{\vert i} d\tau dx^i + \gamma_{ij}(1 + 2 \zeta) dx^i dx^j \right]$](img3284.png) |
(J.5.194) |
という形である.このゲージでは密度ゆらぎ
が式(10.4.164)で与
えられたバーディーンの変数
に一致し,速度も式(10.4.165のゲー
ジ不変な速度
に一致する.他の変数はゲージ不変ポテン
シャルと
| |
|
 |
(J.5.195) |
| |
|
 |
(J.5.196) |
の関係にある.したがって,このゲージでのアインシュタイン方程式は式
(10.4.166)-(10.4.169)のポテンシャルをこれらの変数で表し直し
たものとなる.バーディーン変数によるゆらぎに最も近いゲージであると言え
る.
Copyright©2004-2010Takahiko Matsubara, All rights reserved.
visitors,
pageviews since 2007.5.11