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Fedora Core 6 インストール個人的ノート

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FC6 初期設定 (5)

マイクロソフトコアフォントのインストール
日本語フォントのインストール

マイクロソフトコアフォントのインストール

http://www.mjmwired.net/resources/mjm-fedora-fc6.html#ttf
から msttcorefonts-2.0-1.noarch.rpm を取ってきて、

# rpm -ivh msttcorefonts-2.0-1.noarch.rpm

日本語フォントのインストール

デフォルトの日本語フリーフォント Sazanami は品質が低い。 だが、以下の設定により他のフリーフォントに入れ替えれば見違えるような見 栄えが実現される:変更前と変更後のサンプル

IPAフォントの導入とデフォルト化

まず、日本語フリーTrueTypeフォントである IPAフォントを使うには次のようにする:

% wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts/grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz
% wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts/grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh
# sh grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz /tmp/grass5 /tmp/bin
# mv /tmp/grass5/fonts/*.ttf /usr/share/fonts/japanese/TrueType/
# sh /tmp/bin/grass5uninstall.sh
# cd /usr/share/fonts/japanese/TrueType/
# rm sazanami-mincho.ttf
# rm sazanami-gothic.ttf
# ln -s ipam.ttf sazanami-mincho.ttf
# ln -s ipag.ttf sazanami-gothic.ttf
# mkfontdir
# mkfontscale

次に /etc/fonts/conf.d/25-no-hint-fedora.conf を編集し、中の文字列 "Sazanami Mincho" をすべて "IPAMincho" に置換する。同じく、"Sazanami Gothic" をすべて"IPAGothic"に置換する。また、 /etc/fonts/conf.d/40-generic-fedora.conf, /etc/fonts/conf.d/64-nolatin-fedora.conf も同様に置換する。設定を有効に するにはXを起動し直す必要がある。これにより、FireFoxなどデスクトップや アプリケーションの文字が、アンチエイリアスの効いたなめらかな文字で表示 されるようになる。

M+フォントとIPAフォントの合成およびデフォルト化

IPAフォントのままでも十分使えるが、さらにデスクトップやブラウザのゴシック体 の「かな」をもう少しセンスの良い字体にするには、 M+フォントを使う。このフォントは「かな」に特化されたものなので、 IPAゴシックフォントの漢字と合成して使う。 このためにまず、Fontforge がインストールされていなければ入れておく:

# yum install fontforge
そして、M+フォントのダウンロードページ
http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/download/index.html#download
から mplus-TESTFLIGHT-014.tar.gz あるいはその最新版をダウンロードし、
% tar xvfz mplus-TESTFLIGHT-014.tar.gz
% cd mplus-TESTFLIGHT-014
% cp /usr/share/fonts/japanese/TrueType/ipag.ttf .
% fontforge -script m++ipa.pe
# mv M*IPAG.ttf /usr/share/fonts/japanese/TrueType/.
# cd /usr/share/fonts/japanese/TrueType
# mkfontdir
# mkfontscale
さらに /etc/fonts/conf.d/25-no-hint-fedora.conf, /etc/fonts/conf.d/40-generic-fedora.conf, /etc/fonts/conf.d/64-nolatin-fedora.conf を編集し、上で置き換えた文字 列 "IPAGothic"をすべて "M+2P+IPAG" に置換する。

その他のフリーフォントのインストール

手書きペン字風フォント Y.OzFont をインストールする。 このためにまず、アーカイバ 7zip がインストールされていなければ入れておく:

# yum install p7zip
そして、
http://yozvox.web.infoseek.co.jp/
から、"Y.OzFont TTF JIS X 0213:2004パック Ver.11.25"をダウンロードし、
% mkdir YOz04
% cd YOz04
% 7za e ../YOz04.7z
# cp *.TTF /usr/share/fonts/japanese/TrueType/.
# cd /usr/share/fonts/japanese/TrueType/
# mkfontdir
# mkfontscale
でインストールされる。

Macで作られた文書でOsakaフォントが使われている場合、 そのままでは文字化けするので、 対応するフォントをインストールしておくと閲覧できるようになる.
Macの見やすいOsakaフォントをWinで使おうプロジェクト
からOsaka.zipをダウンロードし、

# mv Osaka.zip /usr/share/fonts/japanese/TrueType/.
# cd /usr/share/fonts/japanese/TrueType/
# unzip Osaka.zip
# mkfontdir
# mkfontscale
とする.

フリーのフォントの中では現在IPAフォントが最も品質が高いが、 さらに高い品質やバラエティーが必要であればフォントを購入するとよい。 1万円前後で数十から百数十種類のフォントをパッケージにしたものが売られている (例えば、 リコー キャノン ダイナコム、など)。

フリーフォントに関する関連ページ:
http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/jttf.html
http://ohkadesign.cool.ne.jp/freefont/


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