銀河の相関関数
は天体分布の分布を特徴づける一つの量であ
るが,この中に分布の統計的情報がすべて含まれているわけではない.銀河の
相関関数は2つの微小体積中に同時に銀河が存在する確率から定義することが
できた.その意味で,これは2点相関関数とも呼ばれる.これを拡張して,3つ
の微小体積
,
,
に同時に銀河が存在す
る確率
から銀河の3点相関関数
が次のように
定義される:
より高次の相関関数も同様に定義される.4点相関関数
は4つの
微小体積中に銀河が存在する確率により定義される:
このように,多点での存在確率をあらゆる可能な部分集合の取り方に対応した 相関関数で展開することを,クラスター展開 (cluster expansion)と呼 ぶ.2点{1,2} の可能な部分集合の取り方は{{1},{2}}, {{1,2}} であり,2点相関関数の定義式(15.1.4)の2項に対応する.3点 {1,2,3}の展開は{{1},{2},{3}}, {{1,2},{3}}, {{1,3},{2}}, {{2,3},{1}}, {{1,2,3}}となり,式 (15.2.27)の各項に対応する.4点相関関数の場合,あるいはより高次 の場合も同様である.
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