Ubuntu 5.10 "The Breezy Badger" インストール、追加インストール、設定、調整の個人的ノート
UbuntuとはDebianベースの Linux ディストリビューションである。豊富なパッケージによりソフト ウェアのインストールやアップデートがとても簡単。なかなか新しい安定版が 出ないDebianよりずっと速い、半年ごとの新バージョンリリース。最近注目の Linuxディストリビューションである。 5.10 "The Breezy Badger" は2005年10月13日リリース。
ここでは、Ubuntu-jaという、 日本語デスクトップ環境にカスタマイズしたバージョンをインストールする。 面倒な日本語環境の設定がはじめからほとんど済んでいるので、 設定はかなり楽である。
Ubuntuの特徴として、rootユーザが存在しない。rootに関連する作業はす べて sudo を用いて行う。
まずは必要なデータをバックアップしておく(日頃から行っておくべき)。
ホームページからダウンロードする。インストールCDは一枚だけで、インストー ルは自動的にネットワークを介して行われる。ここでは日本語環境にカスタマ イズしたバージョンをダウンロードする。
ダウンロードしたisoイメージをCDに焼くには、
LinuxではK3bを使うとよい。
イメージをファイルとして焼いてしまわないように注意しよう。
K3bの場合、[ツール]→[CD]→[CDイメージを書き込む]
あるいはMS WindowsでDeepBurner
というフリーソフトを使ってもよい。
Linuxでの他のオプションとして、CDに焼くならxcdroastがある。
マシンをインターネットに接続して、焼いたCDを入れて起動する。 インストーラの言語は必ず日本語を選ぶ。
パーティション例(1):
/boot : 128MB / : 20GB /usr/local : 20GB /home : 残り全部 /swap : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度)
パーティション例(2):
/boot : 512MB / : 5GB /usr : 40GB /usr/local : 40GB /var : 20GB /tmp : 5GB /home : 残り全部 /swap : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度) /backup : セカンドディスクに割り当て(2番目の例はかなり余裕あり。この1/4ずつでも問題ない。パッケージを選べ ばもっと少なくてもよい。) /usr/local, /home, /backupはフォーマットせずそのまま残してインストール したソフトウェアやユーザのデータなどを引き継ぐ。
/boot, /, /usr, /var, /tmpのパーティションをフォーマットしてクリー ンインストールする。一般にアップグレードインストールはクリーンインストー ルに比べて安定性が低くなる。
% sudo gedit /etc/apt/sources.listにより、gedit で設定ファイル /etc/apt/sources.list を編集し、 コメントアウトされていない行の文字列 http://jp.archive.ubuntu.com と http://security.ubuntu.com を すべて http://ftp.riken.go.jp/Linux に置き換える。その後、
% sudo apt-get update % sudo apt-get upgradeとする。
Emacsが含まれていないので、インストール。
% sudo apt-get install emacs21 emacs21-el emacs-goodies-el aspell-el
~/.emacs に次の内容を付け加える。
;=================================== ; Language ;=================================== (set-language-environment "Japanese") ;=================================== ; Wheel mouse ;=================================== ;(global-set-key [mouse-4] 'scroll-down) ;(global-set-key [mouse-5] 'scroll-up) (progn (defun scroll-up-half () "Scroll up half a page." (interactive) (scroll-up (/ (window-height) 2)) ) (defun scroll-down-half () "Scroll down half a page." (interactive) (scroll-down (/ (window-height) 2)) ) (global-set-key [(mouse-5)] 'scroll-up-half) (global-set-key [(mouse-4)] 'scroll-down-half) )これで、言語環境がはじめから日本語となり、 またマウスのホイールでスクロールできるようになる。 この設定では一度のスクロールで半ページ進む。 一度に1ページスクロールさせるためにははじめの2行のコメントをはずし、 下の部分をすべてコメントアウトする。
Emacsのデフォルト日本語入力メソッドは使いにくいので、 Emacs用のAnthyとPrimeをインストールする。Anthyは通常のタイプ、 Primeは入力予測タイプである。
% sudo apt-get install anthy-el prime-el
~/.emacs に次の内容を付け加える。
;=================================== ; Anthy or Prime ;=================================== (set-input-method "japanese-anthy") ;(set-input-method "japanese-prime")AnthyかPrimeの好きな方をコメントアウトしておく。
シェルtcshをインストールする:
% sudo apt-get install tcsh-kanji
[システム]→[システム管理]→[ユーザとグループ]
によってユーザのシェルを bash から tcsh へ変更。
設定ファイル例:
umask 022 limit coredumpsize 0 # aliases are set in .alias if -f ~/.alias source ~/.alias endif set path = (. ~/bin $path) set manpath = ("man -w") set prompt="%m:%~ %h %% " setenv EDITOR emacs setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv TEXINPUTS .:~/tex/macros: ...
このときエイリアスは ~/.alias に書く。
# aliases alias h history alias rm 'rm -i' alias mv 'mv -i' alias cp 'cp -i' alias dir 'ls -al' alias ls 'ls -F' ...
% sudo apt-get install libc6-dev gcc g++ g77 gfortran
ソフトウェアを手でインストールする際、 なるべくデフォルトのまま行いたいときに都合がよいシンボリックリンク:
% sudo ln -s /usr/local /opt % sudo ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
外からssh接続するため、SSHをインストール。
% sudo apt-get install ssh
% sudo apt-get install ptex-base ptex-bin ptex-jisfonts okumura-clsfiles % sudo apt-get install xdvik-ja dvipsk-ja % sudo apt-get install dvi2ps gv % sudo jisftconfig addさらに、IPAフォントを使うようにする。
% sudo rm /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf % sudo rm /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf % sudo rm /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho-subst.ttf % sudo rm /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic-subst.ttf % sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipamp-mona.ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho.ttf % sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipagp-mona.ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf % sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipamp-mona.ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho-subst.ttf % sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipagp-mona.ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic-subst.ttf自分で他にフォントをインストールして使う場合も同様にすればよい。
TeXから作成されるdviファイルをPDFファイルへ変換するソフトウェア。
まず本体とAdobeのCMapファイルをインストール:
% sudo apt-get install dvipdfmx % sudo apt-get install gs-cjk-resource % sudo apt-get install cmap-adobe-cns1 cmap-adobe-gb1 % sudo apt-get install cmap-adobe-japan1 cmap-adobe-japan2次に、ファイル /etc/texmf/texmf.d/50dvipdfmx.cnf を開いて、末尾に
CMAPINPUTS = .;/usr/share/fonts/cmap/adobe-gb1//;/usr/share/fonts/cmap/adobe-japan1//;/usr/share/fonts/cmap/adobe-japan2//;/usr/share/fonts/cmap/gs-cjk-resource//という行を付け加える。さらに、ファイル /etc/texmf/dvipdfm/dvipdfmx.cfg を開いて、 末尾に
f jis-cjk.mapという行を付け加える。最後に、
% sudo update-texmfとする。 (参考:/usr/share/doc/dvipdfmx/README.Debian)
LaTeXソースのプリアンブルには
\documentclass{jsarticle} \usepackage[dvips,dvipdfm]{graphicx,color} \usepackage[dvipdfm,bookmarks=true,bookmarksnumbered=true,bookmarkstype=toc,colorlinks,linkcolor=blue]{hyperref}などと書いておく。
日本語版 AdobeReader および、xpdf をインストール
% sudo apt-get install adobereader-jpn % sudo apt-get install xpdf xpdf-japanese
Emacsの中だけでTeX文書の作成、コンパイル、プレビューができるようになる。
% sudo apt-get install auctex
~/.emacs の最後に
;=================================== ; AUCTeX ;=================================== (require 'tex-site) (setq TeX-default-mode 'japanese-latex-mode) (setq japanese-TeX-command-default "pTeX") (setq japanese-LaTeX-command-default "pLaTeX") (setq japanese-LaTeX-default-style "jsarticle") (setq TeX-file-extensions '("tex" "sty" "cls" "ltx" "texi" "texinfo" "dtx")) (setq kinsoku-limit 10) (setq LaTeX-indent-level 4) (setq TeX-view-style '(("." "xdvi -geometry 820x1050 -s 7 %d")))を付け加える。
なぜか最後の設定が読み込まれないらしくプレビュー時にxdviのオプショ
ンが有効にならない(バグ?)。
そこで
#!/bin/csh -f /usr/bin/xdvi -geometry 820x1050 -s 7 $argv[1]という中身のファイルを/usr/local/bin/xdviとしてセーブし、
% sudo chmod a+x /usr/local/bin/xdviとすればよい。
データのプロットや、図の作成をするためのソフトウェアをインストールする。
2次元プロットツールとして Grace、および2,3次元プロットツールとして PLplot をインストール:
# sudo apt-get install grace plplot-binGraceは"xmgrace"で起動。PLplotは C や Fortran などから呼び出して使う。
ドローソフトとしてはinkscapeをインストール:
% sudo apt-get install inkscape
数式処理ソフトMaximaをインストールする。
% sudo apt-get install texmacs maxima maxima-doc maxima-emacs maxima-share xmaxima
TeXmacsは本来TeXのグラフィカルな編集ソフトだが、maximaのグラフィカルフ ロントエンドとしても使える.texmacsを起動し, 真ん中のツールバーの一番右にあるディスプレイのアイコンをクリックして maximaを選べばTeXで綺麗に整形された出力が得られる.
まず、マウントポイントをつくる
% sudo mkdir /winxp
また、/etc/fstab に次の行を記述する。
/dev/hda5 /winxp ntfs umask=0222 0 0 ^^^^ここで、^^^の部分はWindowsのパーティションを入れる。パーティションの番 号は、sudo fdisk で確認。 これで毎回起動時にマウントされるが、
% sudo mount -aとすれば再起動せずにすぐにマウントできる。
以下、公開しないで,ローカルにウェブサーバを使えるようにする設定。
まずapache httpサーバをインストール:
% sudo apt-get install apache2http://localhost/apache2-default/ により、インストールを確認。
パーミッション設定と,www用のファイル置場:
% chmod 701 ~ % mkdir -m 705 ~/public_htmlまずは外部からのアクセスを禁止するため、 設定ファイル /etc/apache2/ports.conf を次のように書き換える:
Listen 127.0.0.1:80次に、設定ファイル /etc/apache2/apache2.conf を編集する。 変更する行は次のとおり (サーチして対応する行を探して編集):
UserDir public_html <Directory /home/*/public_html> AllowOverride All Options All </Directory> AddHandler cgi-script .cgiまた、設定ファイル /etc/apache2/conf.d/charsetの内容を次のようにコメン トアウトしておく:
#AddDefaultCharset UTF-8
apache2 を再起動:
% sudo /etc/init.d/apache2 restartこれでローカルに ~/public_html/ 以下にあるファイルが http://localhost/~[ユーザ名]/ でアクセスできるようになり,cgiも動かせる.
403 Forbiddenになってしまう場合は、パーミッションを確認。
(注)ports.confをそのままにしておくと公開サーバとなるが、安易に公 開するべきではない。以前学生が大学に置いた自分のパソコンで勝手にwebサー バを公開し、クラックされて部局全体のネットワークにダメージを与え、大問 題になったことがある。
ペンギンがメール通知をしてくれる。昔のxbiffが洗練されたような感じ。
% sudo apt-get install gnubiff"gnubiff"で自分のメールサーバに応じて設定。
パネルに追加することができる。あるいはGTKアプリとして使うなら
[システム]→[設定]→[セッション]
の[自動起動するプログラム]タブを選んで
gnubiff -nというコマンドを追加する。
ディレクトリやファイルのディスク使用量をグラフィカルに表示させるプ ログラム。ディスクを整理したいときに便利。du > xdu を洗練したようなもの。
% sudo apt-get install xdiskusage
nVidiaビデオカードを使っている場合、OpenGLを使えるドライバを設定し ておく。
% sudo apt-get install nvidia-glxとしてから /etc/X11/xorg.conf を編集し、"nv" を "nvidia"と書き換える。 次に、
% sudo nvidia-glx-config enableとしてからシステムを再起動すると有効になる。
3次元的なグラフィックでバーチャルデスクトップを切り替えるプログラム. nVidia等OpenGLドライバのついた3D機能をサポートしたビデオカード(グラフィッ クカード)が必要.
% sudo apt-get install 3ddesktop使い方は,3ddesk --help で確認.
% sudo apt-get install gdesklets gdesklets-data
使い方:まず、
% gdesklets startでプログラムを常駐させる。
ツールバーにアイコンが表れるので、左クリックで設定、管理する。
Displays & Sensorsは
http://gdesklets.gnomedesktop.org/
で探す。
[アプリケーション]→[アクセサリ]→[gDesklets]
を起動する。
ホームページからのドラッグ & ドロップで簡単にインストールできる。
メールクライアントとして Thunderbird を使うためにインストール:
% sudo apt-get install mozilla-thunderbird mozilla-thunderbird-locale-ja
すぐれたプロッティングツールであり、 FortranやCなどから呼び出して使うサブルーチン群。 作者 Tim Pearson は天文業界の人である。サイトは http://www.astro.caltech.edu/~tjp/pgplot/
% sudo apt-get install pgplot5 % sudo apt-get install libpng2-dev zlib1g-dev libc6-dev xlibs-dev
~/.tcshrcに、
# PGPLOT setenv PGPLOT_DEV /xwin setenv PGPLOT_FOREGROUND black setenv PGPLOT_BACKGROUND whiteという行を追加する。
サブルーチンマニュアルなどドキュメントは
/usr/share/doc/pgplot5/ 以下にある。
HTMLのマニュアルは
file:///usr/share/doc/pgplot5/pgplot.html
PGPLOTのサブルーチンを使ったFortranプログラムの場合、
コンパイルは次のようにオプションをつけて行う:
[i386の場合]
% g77 -fno-backslash foo.f -o foo.exe -lpgplot -L/usr/X11R6/lib -lX11 -lpng -lz -lm
PGPLOTを使ったプログラミングの例は /usr/share/doc/pgplot5/examples/ にある。
rsyncが使えないサイトに、FTPでミラーリングするためのもの。 FTPしかできない(ログインの禁じられている)Webサーバへのアップに使う。
% sudo apt-get install xsitecopy
ls を打ち間違えたときに心を落ち着けるためのプログラム。 ( http://www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/~toyoda/)
% sudo apt-get install sl
デフォルトのメールリーダ Evolution は文字コードの面で不都合がある. そこで,Thunderbirdのインストール をしてこれを使う.Gnome ツールバーのメールアイコンで起動するプログラム を Thunderbird に変更しておく.アイコンの上で右クリックで設定できる.
メールでは日本語文字コードをJISにするのがルールである. デフォルトの Evolution は文字コードを UTF-8 ですべて扱おうとするので, 都合が悪い.相手が全員UTF-8を扱えるメールリーダを使うなら問題ないが, 現実はそうではないので.相手先で文字化けしてしまう. どうしても Evolution を使うのであれば,文字コードの設定をする. Evolution を起動して,
[編集]→[設定]→[コンポーザの設定]→[全般]
によりデフォルトの文字セットを「日本語(ISO-2022-JP)」に変更。また、
[編集]→[設定]→[メールの設定]→[全般]
も同様に変更.ただし,メールヘッダをUTF-8からJISに変える ことはできないので,サブジェクト欄に日本語を入れると相手先で文字化けす ることが多い.この特性は Evolution 作者の方針らしく,どうしようもな い.Thunderbird へ移行したほうがよい.
パスワードなしでSSH接続できるようにするためには公開鍵を設定しておく:
% ssh-keygen -t dsaにより生成される".ssh/id_dsa.pub"の中身を、 接続しようとするhost側のファイル".ssh/authorized_keys2"の中に追加する。
さらに、host側のファイル".ssh/known_hosts"にある、 対応するclientマシンの古い情報が書かれている行を削除しておく。
GnomeのキーバインドをEmacs風にする。
[アプリケーション]→[システムツール]→[設定エディタ]
を起動し,desktop → gnome → interface を開いて gtk_key_theme の値を
Emacs にする。
アプリケーションのツールバーが間のびしているのでスタイルを変更:
[システム]→[設定]→[メニューとツールバー]
を選んで、ツールバーのスタイルを[アイコンの横にラベル]に変更する。
FireFoxのデザインを変えるには、 https://update.mozilla.org/ からテーマを選んで同じようにインストールする。
NetscapeあるいはInternet Explorerしか許さない悲惨なサイトが存在するので、 ブラウザを詐称する拡張ツールをFireFoxにインストールする。 FireFoxを開き、 http://www.chrispederick.com/work/firefox/useragentswitcher/ からたどれるUser Agent Switcher Extensionのxpiファイルをクリックして インストールする。このサイトからインストールするのが初めての場合、 メッセージバーに表れる「設定を変更...」ボタンにより許可してから 再びクリックする。
以下のソフトウェアは手動でインストールする。手動でインストール したものは /usr/local以下に置き、別パーティションにしておけば、新たに OSをインストールする時に面倒な作業なしにそのまま引き継ぐことができるので便利。
以下、/opt は /usr/local へのシンボリックリンクである。また、便利の ため、ソースを展開するための/usr/local/src以下は一般ユーザの書き込み権 限を与えておく。
% sudo chmod a+w /usr/local/src
以下の作業は /usr/local/src で始めることを想定している。
http://members.jcom.home.ne.jp/sh74/dvipdfm/からout2uni.cをとってきて、
% cc -o out2uni out2uni.c % sudo cp out2uni /usr/local/bin
使い方
% platex sample.tex % platex sample.tex % out2uni -e sample.out % platex sample.tex % dvipdfmx sample
LaTeXファイルをHTMLファイルに変換するプログラムおよびその日本語化パッチ。
% wget http://ftp.riken.go.jp/pub/tex-archive/support/latex2html/latex2html-2002-2-1.tar.gz % wget http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/data/l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz % gunzip -c latex2html-2002-2-1.tar.gz | tar xf - % gunzip l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz % cd latex2html-2002-2-1 % patch -p1 < ../l2h-2002-2-1+jp2.0.patch"style/japanese.perl"を開いて、 sub japanese_titlesの中の$info_title=...の次の行のところに
$next_name = "次へ"; $up_name = "上へ"; $prev_name = "前へ";を付け加える。 必要ならば prefs.pm を修正した後、
% ./configure --with-dvips=/usr/bin/dvips --prefix=/usr/local % make % sudo make install % chmod +x mkwrapper % sudo ./mkwrapper /usr/local
参考:
LaTeX2HTML: http://www.latex2html.org/
LaTeX2HTML日本語化:
http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html
LaTeX で MetaFont を使ってファインマングラフを書くためのもの。
% sudo mkdir -p /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf % cd /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf % sudo wget http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/feynmf.ins % sudo wget http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/feynmf.dtx % sudo ptex feynmf.ins % sudo mkdir -p /usr/local/share/texmf/fonts/source/feynmf % cd /usr/local/share/texmf/fonts/source/feynmf % sudo cp /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf/feynmf.mf . % sudo mktexlsr
マニュアル:
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/manual.ps.gz
サンプル:
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/template.tex
サンプルの使用例
% latex template % mf '\mode:=localfont; input fmftempl' % latex templateここで、"fmftempl"の部分はサンプル中で定義したグラフ名であり、 ファイル中にあるすべてのグラフ名について mf を実行する。
参考: http://www6.plala.or.jp/tujihiro/feynmf/
Intel プロセッサに最適化された強力なコンパイラ
Intel Compiler (Fortran, C++) および Math Kernel Library
など Linux 用ソフトウェアが非商用用途においてフリーで使用できる:
http://www.intel.com/software/products/noncom/
インストラクションに従うことにより、
ダウンロードサイトとライセンスファイルが E-mail で送られてくるので、
セーブしておく。
まず,g++, libc6-devを(インストールされていなければ)インストールしておく:
% sudo apt-get install g++ libc6-dev
Intel Fortran のインストール:
% tar xvfz l_fc_p_9.0.021.tar.gz % sh ./l_fc_p_9.0.021/install.sh途中でライセンスファイルを置いてあるパスを聞かれる。 ユーザ権限に戻り、~/.tcshrcに
# Intel Fortran setenv PATH /opt/intel/fc/9.0/bin:$PATH setenv MANPATH /opt/intel/fc/9.0/man:[$MANPATH] setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/intel/fc/9.0/lib[:$LD_LIBRARY_PATH] setenv INTEL_LICENSE_FILE /opt/intel/fc/9.0/licenses[:$INTEL_LICENSE_FILE]と書いておく。ただし、3-5行目の[...]は、 それより上の行で同じ変数が定義されているときのみ、 [...]の中身だけを付け加える。EM64Tの場合は/fc/のかわりに/fce/となる。
マニュアル、ドキュメント類が /opt/intel/fc/9.0/doc にインストールされている。
Math Kernel Library のインストール:
% tar xvfz l_mkl_p_8.0.1.006.tgz % sudo ./l_mkl_p_8.0.1.006/install.sh~/.tcshrcに
# Math Kernel Library setenv INCLUDE /opt/intel/mkl/8.0.1/include[:$INCLUDE] setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/intel/mkl/8.0.1/lib/32[:$LD_LIBRARY_PATH]を付け加える。[...]の意味は上と同じ。EM64Tの場合は/lib/32のかわりに /lib/em64tとなる。
Intel Fortran Compiler マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/compilers/flin/docs/manuals.htm
Intel C++ Compiler マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/compilers/clin/docs/manuals.htm
Math Kernel Library マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/mkl/docs/manuals.htm
MKLを用いたプログラミング例が /opt/intel/mkl/8.0.1/examples/ にある。
日本語環境ではg++が見つからないというエラーが出る場合がある。 このとき、コンパイルする前にLC_ALL環境変数をCに設定する必要がある:
% setenv LC_ALL C
マルチプロセッサにおける Fortran 最適化オプションおよび MKL へのリンクの例:
% ifort -ftz -ip -O3 -parallel -tpp7 -I/opt/intel/mkl/8.0.1/include/ -L/opt/intel/mkl/8.0.1/lib/32/ -lmkl -lguide -lpthread -lm -lvml [ソースファイル名] -o [実行ファイル名]オプションの付け方で計算速度が何倍も違うことがあるので、 CPU構成や計算内容に応じて最適なオプションを探す。
Unofficial Ubuntu 5.04 Starter Guide
2ch Linux Beginners: Ubuntu FAQ