Debian Sarge インストール、追加インストール、設定、調整の個人的ノート
Debianとは
まずは必要なデータをバックアップしておく(日頃から行っておくべき)。
ホームページからダウンロードする。
http://www.jp.debian.org/CD/
ダウンロードしたisoイメージをCDに焼くには、LinuxではK3bを使う とよい。あるいはMS WindowsでDeepBurner というフリーソフトを使ってもよい。イメージをファイルとして焼いてしまわ ないように注意しよう。
Linuxでの他のオプションとして、CDに焼くならxcdroastがある。
マシンをインターネットに接続して、焼いたCDを入れて起動する。
expert モードでインストールすることにより、kernel 2.6 が始めから入 れられる。以下は、デスクトップ環境をチェックしてインストールした場合を 想定。
パーティション例(1):
/boot : 128MB / : 20GB /usr/local : 20GB /home : 残り全部 /swap : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度)
パーティション例(2):
/boot : 512MB / : 5GB /usr : 40GB /usr/local : 40GB /var : 20GB /tmp : 5GB /home : 残り全部 /swap : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度) /backup : セカンドディスクに割り当て(2番目の例はかなり余裕あり。この1/4ずつでも問題ない。パッケージを選べ ばもっと少なくてもよい。) /usr/local, /home, /backupはフォーマットせずそのまま残してインストール したソフトウェアやユーザのデータなどを引き継ぐ。
/boot, /, /usr, /var, /tmpのパーティションをフォーマットしてクリー ンインストールする。一般にアップグレードインストールはクリーンインストー ルに比べて安定性が低くなる。 カスタムインストールで開発関連やTeX関連の必要なソフトウェアをもれなく選ぶ (ディスクに余裕があればすべてインストールしてしまえばよい)。
リモート、ローカルを問わず、ディレクトリを同期させるのに使う。
# apt-get install rsync
/etc/apt/sources.list
に次の行を追加:
deb http://everybody.good-day.net/~ikuya/debian/sarge/anthy ./ deb http://everybody.good-day.net/~ikuya/debian/sarge/uim ./そして、
# apt-get update # apt-get install anthy uim uim-applet-gnome次にパネルを右クリックして、[パネルへ追加]で、uimアプレットを追加する。
X11対応Emacsのインストール。
# apt-get install emacs21 emacs21-el
Emacs用の日本語入力メソッドとして、 AnthyとPrimeをインストールする。Anthyは通常のタイプ、 Primeは入力予測タイプである。
% sudo apt-get install anthy-el prime-el
~/.emacs に次の内容を付け加える。
;=================================== ; Anthy or Prime ;=================================== (set-input-method "japanese-anthy") ;(set-input-method "japanese-prime")AnthyかPrimeの好きな方をコメントアウトしておく。
デフォルトの日本語フォントは品質が悪く、使用に耐えないので入れかえる。
日本語フリーTrueTypeフォントであるIPAフォントを使うには次のようにする:
% wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts/grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz % wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts/grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh # sh grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz /tmp/grass5 /tmp/bin # mkdir /usr/share/fonts/truetype/ipa/ # mv /tmp/grass5/fonts/*.ttf /usr/share/fonts/truetype/ipa/ # sh /tmp/bin/grass5uninstall.sh # cd /usr/share/fonts/truetype/kochi/ # rm kochi-mincho-subst.ttf # rm kochi-gothic-subst.ttf # ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipa/ipam.ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho-subst.ttf # ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipa/ipag.ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic-subst.ttf # mkfontdir # mkfontscaleこの設定は等幅フォントだが、 プロポーショナルフォント(文字幅が変化するフォント)が好みなら、 ipam.ttf, ipag.ttf のかわりにipamp.ttf, ipagp.ttfとする。
このままだと、OpenOfficeのメニューが文字化けしてしまう。そこで、 OpenOfficeの文字化けしたメニューの...(T)を選んで、...(O)を選ぶと オプション設定ウィンドウが開く。 左の欄のOpenOffice.orgの下の下から4番め(4文字のところ)選び、 右の欄のいちばん上の...(A)にチェックを付け、その下の ...(F)の欄から "Bitstream Vera Sans" を選び、横の ...(P)の欄から "IPAGothic" を選ぶ。 右にある緑のチェックをクリックすると 下に選択したフォントが表示されるので、 一番左端のチェックボックスをチェックする。 これで、[OK]ボタンを押せばOpenOfficeのメニューの文字化けは直っている。
フリーのフォントの中では現在IPAフォントが最も品質が高い。
さらに高い品質やバラエティーが必要であればフォントを購入するとよい。
1万円前後で数十から百数十種類のフォントをパッケージにしたものが売られている。
Windows 版の TrueType フォントは Linux 上でもそのまま使える
(例えば、
リコー、
キャノン、
ダイナコム、など
)。
新しくTrueTypeフォントをインストールするには、そのフォントを /usr/share/fonts/truetype/ へコピーして、そのディレクトリで
# mkfontdir # mkfontscaleとする。 インストールしたフォントを使い、デスクトップなどのフォントを変えるには
さらにインストールしたフォントをデフォルトフォントにするには、 いくつかvfontcapを編集すればよいのだが、 上のように手っ取り早くシンボリックリンクで済ませることも可能:
# mv kochi-mincho-subst.ttf kochi-mincho-subst.ttf.org # mv kochi-gothic-subst.ttf kochi-gothic-subst.ttf.org # ln -s /usr/share/fonts/truetype/[明朝フォント名].ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mincho-subst.ttf # ln -s /usr/share/fonts/truetype/[ゴシックフォント名].ttf /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic-subst.ttf
MS Windows用のTrueTypeフォントもそのまま使える。 WinXPのC:/Windows/Fonts/にあるmsmincho.ttc, msgothic.ttc を上のようにインストールすれば、 MS Wordで作成されたファイルをそのままOpenOfficeで閲覧できるようになる。 ただし、ライセンスの問題がグレーなので、 使用許諾契約条件に注意して自己責任で。
フリーフォントに関する関連ページ:
http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/jttf.html
http://ohkadesign.cool.ne.jp/freefont/
(注)2003年までのLinuxでは、デフォルトフォントとして「東風(こち) フォント」という品質の高いフリーフォントが使われていて、かなり見栄えの するものであった。ところが東風フォントの製作にあたってベースにしたフリー と信じられていたフォントの起源が実は、既存製品の無断複製品であったこと が判明、その結果東風フォントも完全フリーではないことが明らかになってし まった。東風フォントはまだ発展途上にあったが、完全フリーフォントを指向 していた作者はこれを受けてただちに配布を停止、開発も止めてしまった。デ フォルトフォントの見栄えはOS自体の普及にも甚大な影響があるだろう。残念 な事件であった。
参考サイト:
http://khdd.net/kanou/fonts/stolenbitmap.html
http://www.on.cs.keio.ac.jp/~yasu/jp_fonts.html
# apt-get install mozilla-firefox mozilla-firefox-locale-ja
漢字対応シェルtcshをインストールする:
# apt-get install tcsh-kanji
[アプリケーション]→[システム・ツール]→[ユーザとグループ]
によってユーザのシェルを bash から tcsh へ変更。
設定ファイル例:
umask 022 limit coredumpsize 0 # aliases are set in .alias if -f ~/.alias source ~/.alias endif set path = (. ~/bin $path) set manpath = ("man -w") set prompt="%m:%~ %h %% " setenv EDITOR emacs setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv TEXINPUTS .:~/tex/macros: ...
このときエイリアスは ~/.alias に書く。
# aliases alias h history alias rm 'rm -i' alias mv 'mv -i' alias cp 'cp -i' alias dir 'ls -al' alias ls 'ls -F' ...
# apt-get install g77
ソフトウェアを手でインストールする際、 なるべくデフォルトのまま行いたいときに都合がよいシンボリックリンク:
# ln -s /usr/local /opt # ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
# apt-get install ptex-base ptex-bin ptex-jisfonts okumura-clsfiles # apt-get install xdvik-ja dvipsk-ja # apt-get install dvi2ps gv
TeXから作成されるdviファイルをPDFファイルへ変換するソフトウェア。
まず本体とAdobeのCMapファイルをインストール:
# apt-get install dvipdfmx # apt-get install gs-cjk-resource # apt-get install cmap-adobe-cns1 cmap-adobe-gb1 # apt-get install cmap-adobe-japan1 cmap-adobe-japan2次に、ファイル /etc/texmf/texmf.d/50dvipdfmx.cnf を開いて、末尾に
CMAPINPUTS = .;/usr/share/fonts/cmap/adobe-gb1//;/usr/share/fonts/cmap/adobe-japan1//;/usr/share/fonts/cmap/adobe-japan2//;/usr/share/fonts/cmap/gs-cjk-resource//という行を付け加える。さらに、ファイル /etc/texmf/dvipdfm/dvipdfmx.cfg を開いて、 末尾に
f jis-cjk.mapという行を付け加える。最後に、
# update-texmfとする。 (参考:/usr/share/doc/dvipdfmx/README.Debian)
LaTeXソースのプリアンブルには
\documentclass{jsarticle} \usepackage[dvips,dvipdfm]{graphicx,color} \usepackage[dvipdfm,bookmarks=true,bookmarksnumbered=true,bookmarkstype=toc,colorlinks,linkcolor=blue]{hyperref}などと書いておく。
Emacsの中だけでTeX文書の作成、コンパイル、プレビューができるようになる。
# apt-get install auctex
~/.emacs の最後に
;=================================== ; AUCTeX ;=================================== (require 'tex-site) (setq TeX-default-mode 'japanese-latex-mode) (setq japanese-TeX-command-default "pTeX") (setq japanese-LaTeX-command-default "pLaTeX") (setq japanese-LaTeX-default-style "jsarticle") (setq TeX-file-extensions '("tex" "sty" "cls" "ltx" "texi" "texinfo" "dtx")) (setq kinsoku-limit 10) (setq LaTeX-indent-level 4) (setq TeX-view-style '(("." "xdvi -geometry 820x1050 -s 7 %d")))を付け加える。
なぜか最後の設定が読み込まれないらしくプレビュー時にxdviのオプショ
ンが有効にならない(バグらしい)。
そこで
#!/bin/csh -f /usr/bin/xdvi -geometry 820x1050 -s 7 $argv[1]という中身のファイルを/usr/local/bin/xdviとしてセーブし、
# chmod a+x /usr/local/bin/xdviとすればよい。
Acrobat Reader でホイールマウスを使えるようにするため、 imwheel をインストールする。
# apt-get install imwheelsudo で /etc/X11/XF86Config-4を編集し、Section "InputDevice", Identifier "Configured Mouse"のセクションの中に
Option "Buttons" "3"という行を付け加える(3ボタンの場合)。 ユーザディレクトリに ~/.imwheelrcを作って、次の内容を書き込む:
"AcroRead" None, Up, Up, 5 None, Down, Down, 5 Shift_L, Up, Page_Up Shift_L, Down, Page_Down(移動速度を調節したければはじめの2行の数字を変える)
% imwheelとすれば使えるようになる。自動起動させるには
まず、マウントポイントをつくる
# mkdir /winxp
また、/etc/fstab に次の行を記述する。
/dev/hda5 /winxp ntfs umask=0222 0 0 ^^^^ここで、^^^の部分はWindowsのパーティションを入れる。パーティションの番 号は、# fdisk で確認。 これで毎回起動時にマウントされるが、
# mount -aとすれば再起動せずにすぐにマウントできる。
以下、公開しないで,ローカルにウェブサーバを使えるようにする設定。
まずapache httpサーバをインストール:
# apt-get install apache2http://localhost/apache2-default/ により、インストールを確認。
パーミッション設定と,www用のファイル置場:
% chmod 701 ~ % mkdir -m 705 ~/public_htmlまずは外部からのアクセスを禁止するため、 設定ファイル /etc/apache2/ports.conf を次のように書き換える:
Listen 127.0.0.1:80これは外部からのアクセスを禁止するために重要。 次に、設定ファイル /etc/apache2/apache2.conf を編集する。 変更する行は次のとおり (サーチして対応する行を探して編集):
UserDir public_html <Directory /home/*/public_html> AllowOverride All Options All </Directory> AddHandler cgi-script .cgi(外部へ公開する場合は上記の設定は甘すぎるので注意)。
apache2 を再起動:
# /etc/init.d/apache2 restartこれでローカルに ~/public_html/ 以下にあるファイルが http://localhost/~[ユーザ名]/ でアクセスできるようになり,cgiも動かせる.
403 Forbiddenになってしまう場合は、パーミッションを確認。
(注)ports.confをそのままにしておくと公開サーバとなるが、安易に公 開するべきではない。以前学生が大学に置いた自分のパソコンで勝手にwebサー バを公開し、クラックされて部局全体のネットワークにダメージを与え、大問 題になったことがある。
ペンギンがメール通知をしてくれる。昔のxbiffが洗練されたような感じ。
% sudo apt-get install gnubiff"gnubiff"で自分のメールサーバに応じて設定。
パネルに追加することができる。あるいはGTKアプリとして使うなら
[アプリケーション]→[デスクトップの設定]→[拡張設定]→[セッション]
の[自動起動するプログラム]タブを選んで
gnubiff -nというコマンドを追加する。
ディレクトリやファイルのディスク使用量をグラフィカルに表示させるプ ログラム。ディスクを整理したいときに便利。du > xdu を洗練したようなもの。
# apt-get install xdiskusage
nVidiaビデオカードを使っている場合、OpenGLを使えるドライバを設定し ておく。
% sudo apt-get install nvidia-glxとしてから /etc/X11/xorg.conf を編集し、"nv" を "nvidia"と書き換える。 次に、
% sudo nvidia-glx-config enableとしてからシステムを再起動すると有効になる。
3次元的なグラフィックでバーチャルデスクトップを切り替えるプログラム. nVidia等OpenGLドライバのついた3D機能をサポートしたビデオカード(グラフィッ クカード)が必要.
# apt-get install 3ddesktop使い方は,3ddesk --help で確認.
# apt-get install gdesklets gdesklets-data
使い方:まず、
% gdesklets startでプログラムを常駐させる。
ツールバーにアイコンが表れるので、左クリックで設定、管理する。
Displays & Sensorsは
http://gdesklets.gnomedesktop.org/
で探す。
[アプリケーション]→[アクセサリ]→[gDesklets]
を起動する。
ホームページからのドラッグ & ドロップで簡単にインストールできる。
すぐれたプロッティングツールであり、 FortranやCなどから呼び出して使うサブルーチン群。 作者 Tim Pearson は天文業界の人である。サイトは http://www.astro.caltech.edu/~tjp/pgplot/
# apt-get install pgplot5 # apt-get install libpng2-dev zlib1g-dev libc6-dev xlibs-dev
~/.tcshrcに、
# PGPLOT setenv PGPLOT_DEV /xwin setenv PGPLOT_FOREGROUND black setenv PGPLOT_BACKGROUND whiteという行を追加する。
サブルーチンマニュアルなどドキュメントは
/usr/share/doc/pgplot5/ 以下にある。
HTMLのマニュアルは
file:///usr/share/doc/pgplot5/pgplot.html
PGPLOTのサブルーチンを使ったFortranプログラムの場合、
コンパイルは次のようにオプションをつけて行う:
[i386の場合]
% g77 -fno-backslash foo.f -o foo.exe -lpgplot -L/usr/X11R6/lib -lX11 -lpng -lz -lm
PGPLOTを使ったプログラミングの例は /usr/share/doc/pgplot5/examples/ にある。
rsyncが使えないサイトに、FTPでミラーリングするためのもの。 FTPしかできない(ログインの禁じられている)Webサーバへのアップに使う。
# apt-get install xsitecopy
ls を打ち間違えたときに心を落ち着けるためのプログラム。 ( http://www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/~toyoda/)
# apt-get install sl
パスワードなしでSSH接続できるようにするためには公開鍵を設定しておく:
% ssh-keygen -t dsaにより生成される".ssh/id_dsa.pub"の中身を、 接続しようとするhost側のファイル".ssh/authorized_keys2"の中に追加する。
さらに、host側のファイル".ssh/known_hosts"にある、 対応するclientマシンの古い情報が書かれている行を削除しておく。
アプリケーションのツールバーが間のびしているのでスタイルを変更:
[アプリケーション]→[デスクトップの設定]→[メニューとツールバー]
を選んで、ツールバーのスタイルを[アイコンの横にラベル]に変更する。
FireFoxのデザインを変えるには、 https://update.mozilla.org/ からテーマを選んで同じようにインストールする。
NetscapeあるいはInternet Explorerしか許さない悲惨なサイトが存在するので、 ブラウザを詐称する拡張ツールをFireFoxにインストールする。 FireFoxを開き、 http://www.chrispederick.com/work/firefox/useragentswitcher/ からたどれるUser Agent Switcher Extensionのxpiファイルをクリックして インストールする。このサイトからインストールするのが初めての場合、 メッセージバーに表れる「設定を変更...」ボタンにより許可してから 再びクリックする。
以下のソフトウェアは手動でインストールする。手動でインストール したものは /usr/local以下に置き、別パーティションにしておけば、新たに OSをインストールする時に面倒な作業なしにそのまま引き継ぐことができるので便利。
以下、/opt は /usr/local へのシンボリックリンクである。また、便利の ため、ソースを展開するための/usr/local/src以下は一般ユーザの書き込み権 限を与えておく。
% sudo chmod a+w /usr/local/src
以下の作業は /usr/local/src で始めることを想定している。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.htmlから Adobe Reader の *.tar.gz を取ってきて、/usr/local/src/に置き、
% tar xvfz AdbeRdr701_linux_jpn.tar.gz # AdobeReader/INSTALL # ln -s /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/bin/acroread /usr/local/bin/acroreadでインストールされる。
http://www.nn.iij4u.or.jp/~tutimura/hirata/からout2uni.cをとってきて、
% cc -o out2uni out2uni.c % sudo cp out2uni /usr/local/bin
使い方
% platex sample.tex % platex sample.tex % out2uni -e sample.out % platex sample.tex % dvipdfmx sample
LaTeXファイルをHTMLファイルに変換するプログラムおよびその日本語化パッチ。
% wget http://ftp.riken.go.jp/pub/tex-archive/support/latex2html/latex2html-2002-2-1.tar.gz % wget http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/data/l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz % gunzip -c latex2html-2002-2-1.tar.gz | tar xf - % gunzip l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz % cd latex2html-2002-2-1 % patch -p1 < ../l2h-2002-2-1+jp2.0.patch"style/japanese.perl"を開いて、 sub japanese_titlesの中の$info_title=...の次の行のところに
$next_name = "次へ"; $up_name = "上へ"; $prev_name = "前へ";を付け加える。 必要ならば prefs.pm を修正した後、
% ./configure --with-dvips=/usr/bin/dvips --prefix=/usr/local % make % sudo make install % chmod +x mkwrapper % sudo ./mkwrapper /usr/local
参考:
LaTeX2HTML: http://www.latex2html.org/
LaTeX2HTML日本語化:
http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html
LaTeX で MetaFont を使ってファインマングラフを書くためのもの。
% sudo mkdir -p /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf % cd /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf % sudo wget http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/feynmf.ins % sudo wget http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/feynmf.dtx % sudo ptex feynmf.ins % sudo mkdir -p /usr/local/share/texmf/fonts/source/feynmf % cd /usr/local/share/texmf/fonts/source/feynmf % sudo cp /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf/feynmf.mf . % sudo mktexlsr
マニュアル:
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/manual.ps.gz
サンプル:
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/template.tex
サンプルの使用例
% latex template % mf '\mode:=localfont; input fmftempl' % latex templateここで、"fmftempl"の部分はサンプル中で定義したグラフ名であり、 ファイル中にあるすべてのグラフ名について mf を実行する。
参考: http://www6.plala.or.jp/tujihiro/feynmf/
Intel プロセッサに最適化された強力なコンパイラ
Intel Compiler (Fortran, C++) および Math Kernel Library
など Linux 用ソフトウェアが非商用用途においてフリーで使用できる:
http://www.intel.com/software/products/noncom/
インストラクションに従うことにより、
ダウンロードサイトとライセンスファイルが E-mail で送られてくるので、
セーブしておく。
Intel Fortran のインストール:
% tar xvfz l_fc_pu_8.1.021.tar.gz % sh ./l_fc_pu_8.1.021/install.sh途中でライセンスファイルを置いてあるパスを聞かれる。 ユーザ権限に戻り、~/.tcshrcに
# Intel Fortran setenv PATH /opt/intel_fc_80/bin:$PATH setenv MANPATH /opt/intel_fc_80/man:[$MANPATH] setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/intel_fc_80/lib[:$LD_LIBRARY_PATH] setenv INTEL_LICENSE_FILE /opt/intel_fc_80/licenses[:$INTEL_LICENSE_FILE]と書いておく。ただし、3-5行目の[...]は、 それより上の行で同じ変数が定義されているときのみ、 [...]の中身だけを付け加える。
マニュアル、ドキュメント類が /opt/intel_fc_80/doc にインストールされている。
Math Kernel Library のインストール:
% tar xvfz l_mkl_p_7.2.1.003.tar.gz % sudo ./l_mkl_p_7.2.1.003/install~/.tcshrcに
# Math Kernel Library setenv INCLUDE /opt/intel/mkl721/include[:$INCLUDE] setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/intel/mkl721/lib/32[:$LD_LIBRARY_PATH]を付け加える。[...]の意味は上と同じ。
Intel Fortran Compiler マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/compilers/flin/docs/manuals.htm
Intel C++ Compiler マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/compilers/clin/docs/manuals.htm
Math Kernel Library マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/mkl/docs/manuals.htm
MKLを用いたプログラミング例が /opt/intel/mkl721/examples/ にある。
マルチプロセッサにおける Fortran 最適化オプションおよび MKL へのリンクの例:
% ifort -ftz -ip -O3 -parallel -tpp7 -I/opt/intel/mkl721/include/ -L/opt/intel/mkl721/lib/32/ -lmkl -lguide -lpthread -lm -lvml [ソースファイル名] -o [実行ファイル名]オプションの付け方で計算速度が何倍も違うことがあるので、 CPU構成や計算内容に応じて最適なオプションを探す。
2ch Linux Beginners: Ubuntu FAQ