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Linux Mint 18.1 "Sarah"
インストール個人的ノート

Linux Mint 18.1 "Sarah" インストール、追加インストール、設定、調整の個人的ノート

Linux MintとはUbuntuまたはDebianベースのLinux ディストリビューション。以前から人気のあったディストリビューションUbuntuの最近のデスクトップは使いにくいと感じる人が多いため、最近注目が集まっているディストリビューションである。第18.1版は2017年1月リリース。DebianをベースにしたLMDEというバージョンもある。

Ubuntu系の特徴として、rootユーザが存在しない。rootに関連する作業はすべて sudo を用いて行う。

Linux Mint インストール、追加インストールと設定
インストールCD isoイメージファイルの取得ISOイメージファイルをCDあるいはDVDメディアに焼くインストール・ソフトウェアのリスト作成Ubuntuのインストール日本語環境のインストールパッケージ管理の設定インストール・ソフトウェアの再現TeX環境の整備ユーザのシェルを tcsh へ変更日本語フォントの調整各種アプリケーションのインストールIPアドレスの設定SSHのインストールmaximaのインストールVMware playerのインストール グラフィックドライバsynergyのインストールと設定その他のソフトウェア古いカーネルの削除
ユーザ領域での設定
Emacsの設定 | メールリーダの設定 | パスワードなしでSSHログインするGNOMEデスクトップのデザインを変えるデスクトップをマック風にするキーバインドをEmacs風にする | FireFoxの設定User Agent Switcherのインストール
/usr/local 以下へのインストール
Linuxソフトウェア手動インストール個人的ノート
その他のメモ
システム情報の調べ方 | gnome-panelがおかしくなったときgnomeが立ち上がらなくなったときハードディスクのデータの完全削除

Linux Mint インストール、および初期設定

インストールCD isoイメージファイルの取得

新規にインストールCDを作成してインストールする方法。

ホームページ http://www.linuxmint.com/からisoイメージファイルをダウンロード。

ISOイメージファイルをCDあるいはDVDメディアに焼く

ダウンロードしたisoイメージをCDに焼くには、Linuxではgnomebaker, K3b, xcdroastなどのどれかを使うとよい。イメージをファイルとして焼いてしまわないように注意する。 gnomebakerの場合、[Tools] - [Burn CD Image]
K3bの場合、[ツール] - [CD] - [CDイメージを書き込む]

Macでは、アプリケーションの「ディスク・ユーティリティ」を使う。

ソフトウェアのバックアップリスト作成

これまでにインストールしたアプリケーションをリスト化して、新しい環境に引き継ぐ準備をする。

[コントロール・センター] - system:[バックアップツール]
により、[ソフトウェアセレクションをバックアップ]をクリック。 宛先には、フォーマットしないで引き継ぐディレクトリ(/home など)を指定。

Linux Mintのインストール

マシンをインターネットに接続して、焼いたCDを入れて起動するとデスクトップが立ち上がる。 左にある「インストール」のアイコンをダブルクリックするとインストールが始まる。 途中で止まるなど、うまくいかない場合はCDによる起動画面でF4を押し、モードを変えてインストールを試してみる。

Linux Mintのアップグレードは基本的にクリーンインストールで行うので、少なくともユーザーディレクトリは別パーティションにして構成することが推奨される。 パーティション設定画面では「その他」を選び、以下を参考に設定する。

パーティション設定例(100GB程度のディスクの場合):

/boot      : 128MB
/          :  20GB
/usr/local :  20GB
/home      : 残り全部
/swap      : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度)

パーティション設定例(1TB程度のディスクの場合):

/boot      : 1000MB
/          :  100GB
/usr/local :  100GB
/home      : 残り全部
/swap      : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度)

パーティション設定例(2):

/boot      : 512MB
/          :   5GB
/usr	   :  40GB
/usr/local :  40GB
/var       :  20GB
/tmp	   :   5GB
/home      : 残り全部
/swap      : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度)
/backup    : セカンドディスクに割り当て
(2番目の例はかなり余裕あり。この1/4ずつでも問題ない。パッケージを選べばもっと少なくてもよい。) /usr/local, /home, /backupはフォーマットせずそのまま残してインストールしたソフトウェアやユーザのデータなどを引き継ぐ。

/boot, /, /usr, /var, /tmpのパーティションをフォーマットしてクリーンインストールする。

日本語環境のインストール

端末内で以下を実行して日本語追加パッケージをインストールする:

wget -q http://linuxmint-jp.net/linuxmint-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget http://linuxmint-jp.net/sources.list.d/linuxmint-ja.list -O /etc/apt/sources.list.d/linuxmint-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
sudo apt-get install mint-gnome-ja --install-recommends
(上はMATE, Cinnamonの場合。LMDEの場合、最後のところでmint-gnome-jaの代わりにmint-lmde-jaをインストール。KDEの場合はmint-kde-ja。)

ここでログインし直すと、日本語入力ができるようになる。

日本語入力環境をfcitxとMozcにするには

sudo apt-get -y install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui im-config
im-config -n fcitx
とする。ログインし直すと有効になる。 インプットメソッドをfcitxでなくibusに戻すには
im-config -n ibus

パッケージ管理の設定

パッケージ管理、アップデートソフトウェアAPTを設定する。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
を実行する。

インストール・ソフトウェアの再現

アップグレード前にインストールしたアプリケーションを、新しい環境に再現する。

[コントロール・センター] - system:[バックアップツール]
により、[ソフトウェアセレクションを復元]をクリック。

インストール・ソフトウェアのリスト作成 でリスト化したファイルを指定。

すべてが再現できるとは限らない。 以下の作業は、ここで再現できなかったソフトウェアについてのみ行えばよい。

日本語TeX環境の整備

TeXパッケージの導入:

sudo apt-get -y install texlive-full
sudo apt-get -y install xdvik-ja dvipsk-ja okumura-clsfiles feynmf
sudo mktexlsr

画像取り込みの設定

pdf, jpg, pngなどの画像ファイルを自動的にdvipdfmxで取り込めるよう設定する:
/usr/share/texlive/texmf-dist/web2c/texmf.cnf を管理者権限で編集する。 shell_escape_commands = \ から始まるコマンド(539行目あたり)の最後、 repstopdf,\と書いてある行の次に

epspdf,extractbb,\
という行を追加する。

AdobeReaderの導入:

Linux用のAdobeReaderはサポートされていない。
AdobeReader_jpn-8.1.7-1.i486.tar.gzをダウンロードし、

tar xvfz AdobeReader_jpn-8.1.7-1.i486.tar.gz
cd AdobeReader/
sudo ./INSTALL
を実行。

ユーザのシェルを tcsh へ変更

sudo apt-get -y install tcsh
chsh -s /bin/tcsh
を実行。

設定ファイル例:

~/.tcshrc
umask 022
limit coredumpsize 0

# aliases are set in .alias
if -f ~/.alias source ~/.alias
endif

set path = (. ~/bin $path)
set manpath = ("man -w")

set prompt="%m:%~ %h %% "

setenv EDITOR emacs 
setenv LANG ja_JP.UTF-8
setenv TEXINPUTS .:~/tex/macros:
  ...

このときエイリアスは ~/.alias に書く。

~/.alias
# aliases
alias       h       history
alias       rm      'rm -i'
alias       mv      'mv -i'
alias       cp      'cp -i'
alias       dir     'ls -al'
alias       ls      'ls -F'
   ...

日本語フォントの追加

ここまでの設定でデフォルトの日本語フォントはIPAフォントとなり、 このままでも十分使えるが、 デスクトップやブラウザのゴシック体の「かな」をもう少しセンスの良い 字体にするには、 M+フォントを使う。このフォントは「かな」に特化されたものなので、 IPAゴシックフォントの漢字と合成して使う。

最初にソフトウェアセンターから Advanced Settings をインストールする。 次に、Fontforge がインストールされていなければ入れておく:

sudo apt-get -y install fontforge
そして、M+フォントのダウンロードページ
http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/download/index.html#download
から mplus-TESTFLIGHT-062.tar.xz あるいはその最新版をダウンロードし、
tar xvfJ mplus-TESTFLIGHT-062.tar.xz
cd mplus-TESTFLIGHT-062
sudo cp /usr/share/fonts/truetype/fonts-japanese-gothic.ttf ipag.ttf
sudo fontforge -script m++ipa.pe
sudo mkdir /usr/share/fonts/truetype/mplus
sudo mv M*IPAG.ttf /usr/share/fonts/truetype/mplus/.
sudo fc-cache -f -v /usr/share/fonts/truetype/mplus
を実行。 FireFoxのフォントは
[設定] - [コンテンツ]
で設定する。

各種アプリケーションのインストール

いろいろなアプリケーション・ソフトウェアを自動的にインストールする。 ここでは、設定の簡単なソフトウェアをまとめてインストールする。 その他、各自必要なものは同様にインストール。

sudo apt-get -y install gnome-tweak-tool gconf-editor
sudo apt-get -y install deja-dup
sudo apt-get -y install emacs auctex emacs-mozc aspell-en nkf
sudo apt-get -y install libreoffice
sudo apt-get -y install flashplugin-installer
sudo apt-get -y install gcc g++ gfortran
sudo apt-get -y install gv ps2eps
sudo apt-get -y install fftw2 units octave
sudo apt-get -y install grace pgplot5 gnuplot-x11
sudo apt-get -y install gnubiff mail-notification
sudo apt-get -y install inkscape xfig xfig-libs pstoedit transfig fig2ps
sudo apt-get -y install gnome-themes-extras swfdec-gnome
sudo apt-get -y install ubuntu-restricted-extras
sudo apt-get -y install xdiskusage k3b ksnapshot lhasa
sudo apt-get -y install sitecopy
Deja Dup
ファイルのバックアップを自動的にするツール
auctex
Emacsの中だけでTeX文書の作成、コンパイル、プレビューができる ようになる。
fcitx
インプットメソッド
emacs-mozc
Emacsの中で日本語入力メソッドMozcを使う。
libreoffice
オフィス・スイート
gcc, g++, gfortran:
コンパイラ C, C++, Fortran
fftw2, units, octave
数値計算用
grace, plplot, pgplot
グラフをプロットするツール Grace, PLplot, PGPlot
Graceは"xmgrace"で起動。PLplotは C や Fortran などから呼び出して 使う。gnuplotは初めから入っているが、gnuplot-x11を入れないと画面上に ウィンドウが開かない。
inkscape, xfig, pstoedit
ドローソフト
gnubiff, mail-notification
メール通知ソフト。自動起動するアプリに"gnubiff -n --systemtray"というコマンドを追加しておくと、ログイン時に自動的にパネルに現れる。
gnome-themes-extras
Gnomeの追加テーマ
ubuntu-restricted-extras
マルチメディア関係など制限付きアプリケーション。
swfdec-gnome
flashファイルを見るためのプログラム
thunderbird
定番メールリーダ
xdiskusage
ディレクトリやファイルのディスク使用量をグラフィカルに表示させ るもの。
k3b
CD, DVD ライター
avant-window-navigator
MacのDockに似たもの
screenlets
デスクトップ・ウィジェット。[アプリケーション] - [アクセサリ] -[Screenlets] で設定できる。

ホームページから直接インストールするソフトウェア:

Google Chrome
Chromiumよりも不具合が少ない。
f.lux
目を疲れさせないため、時間によって画面の色温度を自動調整。

クラウドサービスの設定

DropBox

オンラインストレージDropBoxをインストール。 無料容量2GB。 この招待リンク から登録すれば、無料容量が500MB増えて2.5GBになる。 さらに、デスクトップ用のツールを以下のようにインストール。

sudo apt-get install nautilus-dropbox

OneDrive

オンラインストレージOneDriveをインストール。 無料容量15GB。 この招待リンクから登録すると、無料容量がさらに500MB増える。

クライエント・ツールのインストール: https://github.com/xybu/onedrive-d

Google Drive

オンラインストレージGoogle Driveをインストール。 無料容量15GB。

クライエント・ツールGriveのインストール:

sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
sudo apt-get update
sudo apt-get install grive grive-tools

grive-toolsを使う場合:
[メニュー] - [アクセサリ] から Grive Setup を起動し、指示にしたがう。ただし、この方法では同期ディレクトリを選べず、デフォルトでホームディレクトリにフォルダができる。

griveを使う場合:
同期したいディレクトリへ行って、コマンド "grive -a" を実行して指示にしたがう。

NeverNote

Nevernote :クラウド上のメモ帳EvernoteのLinuxクローンアプリ

IPアドレスの設定

インストール直後はDHCPでネットワークに接続されているが、 固定IPを設定するには
[Menu] - [コントロール・センター] - [ネットワーク]
で設定する。

SSHのインストール

外からssh接続するため、SSHをインストール。

sudo apt-get -y install ssh

ntpのインストール

UbuntuでははじめNTPサーバと時刻同期をしていないので、別途インストール。

sudo apt-get -y install ntp

/etc/ntp.conf の24行目を

#pool ntp.ubuntu.com
pool ntp.jst.mfeed.ad.jp
pool ntp.nict.jp
pool ntp.ring.gr.jp
と変更する。
sudo /etc/init.d/ntp stop
sudo ntpdate ntp.jst.mfeed.ad.jp
sudo /etc/init.d/ntp start
ですぐに同期する。

VMware playerのインストール

Linux上でWindowsなど仮想マシンを構築するための無償ソフトウェアVMware playerをインストールする。

http://www.vmware.com/jp/products/player/ から説明にしたがってvmware playerをダウンロードする(レジストレーション が必要)。

以前のバージョンがインストールされている場合は、先にアンインストー ルする必要がある:

% sudo vmware-installer -u vmware-player
% sudo sh VMware-Player-3.0.1-*.x86_64.bundle
でインストール。起動は
[アプリケーション] - [システムツール] - [VMware Player]
あるいは
% vmplayer&
Windows XPをインストールしたところ、仮想ハードドライブがデフォルトの SCSIのままだと起動しなかったため、一度削除してIDEに変更し、XPをインストー ルし直したら起動した。

グラフィックドライバ

ビデオカードのLinux用のドライバが用意されている場合はインストールする。

nVidiaカードの設定方法:

sudo apt-get -y install nvidia-settings
gksu nvidia-settings
で設定画面が現れるので、設定して保存する。

ATIカードの設定方法: http://wiki.cchtml.com/index.php/Ubuntu を参照せよ。

失敗してXが立ち上がらなくなったら

sudo cp /etc/X11/xorg.conf.orig /etc/X11/xorg.conf
として再起動。

Synergyのインストールと設定

Synergy は、Linux と Windows や Mac など、同時に起動している複数台のマシンを、 どれかひとつのマシンにつないだ一組のキーボードとマウスですべて操作でき るようにするソフトウェア。しかも、カット&ペーストやコピー&ペーストな どを、マシンやOSをまたいで行うこともできるようになる。 複数台のコンピュータを同時に使う場合には極めて便利。 ここでは Linux 側につないだキーボードとマウスから Windows 側のマシンを 操作する設定を行う.実際にはあらゆる組み合わせが可能.

Linux 側の設定

sudo apt-get -y install synergy
設定ファイルを~/.synergy.conf に保存する。 プライベートアドレス内にあるマシンに対する.synergy.confの例:
section: screens
	linhost:
	machost.local:
end
section: links
	linhost:
		left = machost.local
	machost.local:
		right  = linhost
end
section: aliases
	linhost:
		192.168.11.2
	machost.local:
		192.168.11.3
end
(linhost,machostは実際のマシン名をつける。Mac側の名前には.localをつける) その他細かな設定の仕方はホームページに説明があるので、参照する.

ここでLinux のファイアウォールが有効になっている場合、 TCPポートを開いておく必要がある。

次に通常ユーザに戻り,

synergys -f
として フォアグラウンドで Linux 側 synergy の起動を確認する.ここでエ ラーが出る場合は設定を見直す必要がある。

Mac側の設定

ダウンロードしたフォルダに入り

sudo cp synergy* /usr/bin/.
とする。

以下はMacをクライアントとする設定。

syenrgyc -f [サーバのIP]
で動作をテストする。OKなら
do shell script "/usr/bin/syenrgyc [サーバのIP]"
と中身に書いたファイルを synergy.scpt などと名前をつけて保存して実行可能にし、 アプリケーションフォルダに移動する。そして
[システム環境設定] → [アカウント] → [起動項目]
に登録しておく。

テストと最終設定

ここで、Linux 側のマウスを使って、Linux の画面からマウスポインタを右の 端(あるいは上で設定した方向)へ動かすと Windows の画面へポインタが移 動してそのまま Linux 側のキーボードやマウスから Windows 側の操作ができ るようになるはず. テストが成功したら Linux 側の サーバーを終了し,
synergys
により、バックグラウンドでサーバーを起動する.Windows 側は [Start] を クリックして起動する.必要に応じてコンピュータの起動時に自動起動の設定 をしておいてもよい。

参照:
@IT: 1組のマウスとキーボードを複数のPCで共有するには
@IT: 1組のマウスとキーボードを複数のPCで共有するには(サーバ編)

その他のソフトウェア

その他必要なソフトウェアは
[Ubuntuソフトウェアセンター]
を用いてインストールや削除をする。

古いカーネルの削除

カーネルがアップデートされると、古いカーネルが残される。あまり放っ ておくとディスクスペースが圧迫される。そこで古いカーネルを削除するには次 のようにする。まず、

dpkg -l | grep linux-image
により、インストールされているカーネルが表示されるので、もう使わないカー ネルを確認して次のように削除する:
sudo apt-get remove --purge linux-image-2.6.15-23-386
当然だが、現在使っているカーネルを削除してはならない。

ユーザ領域での設定

以下の設定はユーザ領域以下にのみ影響する設定。

Emacsの設定

Emacsは ~/.emacs.d/init.el ファイルで設定する。 (~/.emacs で設定するのは古い方法)

Emacs向きのフォントをインストールする:

sudo apt-get install fonts-inconsolata fonts-takao
~/.emacs.d/init.el に以下を付け加える:
(set-default-font "Inconsolata-12")
(set-face-font 'variable-pitch "Inconsolata-12")
(set-fontset-font (frame-parameter nil 'font)
                  'japanese-jisx0208
                  '("Takaoゴシック" . "unicode-bmp")
)

Emacs の日本語入力で Mozc を使うには、~/.emacs.d/init.el に

;===================================                                            
; Mozc                                                                          
;===================================                                            
(require 'mozc)
(setq default-input-method "japanese-mozc")
を付け加える。Emacs上でMozcの起動と停止は Ctl-\ で行う。

AUCTeXを使うには、~/.emacs.d/init.el に

;===================================
; AUCTeX
;===================================
(require 'tex-site)
(setq TeX-default-mode 'japanese-latex-mode)
(setq japanese-TeX-command-default "pTeX")
(setq japanese-LaTeX-command-default "pLaTeX")
(setq japanese-LaTeX-default-style "jsarticle")
(setq TeX-file-extensions '("tex" "sty" "cls" "ltx" "texi" "texinfo" "dtx"))
(setq kinsoku-limit 10)
(setq LaTeX-indent-level 2)
(setq TeX-output-view-style '(("^dvi$" "." "/usr/bin/xdvi %d")))
(add-hook 'LaTeX-mode-hook
          '(lambda ()
             (let*
                 ((kcode (symbol-name buffer-file-coding-system))
                  (opt (cond
                        ((string-match "^utf-8" kcode) " -kanji=utf8")
                        ((string-match "^shift_jis" kcode) " -kanji=sjis")
                        ((string-match "^euc-jp" kcode) " -kanji=euc")
                        ((string-match "^iso-2022-jp" kcode) " -kanji=jis")
                        (t ""))))
               (if (boundp 'japanese-TeX-command-list)
                   (progn
                     (setcar (cdr (assoc "pLaTeX" japanese-TeX-command-list))
                             (concat "%(PDF)platex" opt " %`%S%(PDFout)%(mode)%' %t"))
                     (setcar (cdr (assoc "jBibTeX" japanese-TeX-command-list))
                             (concat "%(PDF)jbibtex" opt " %s"))
                     (message "pLaTeX UTF-8 flag enabled"))
                 (message "pLaTeX UTF-8 flag disabled"))))))
を付け加える。

スペルチェック ispellを使うには~/.aspell.confというファイルを作り、その中に

lang en_US
と書いておく。

メールリーダの設定

Thunderbirdを使う。

プロファイル・データを複数のコンピュータで同期して使うため、

thunderbird -P
により、新しくプロファイル・データを作り、保存する場所を指定しておく。 異なるコンピュータ上でも同じ場所に指定する。

パスワードなしでSSHログインする

パスワードなしでSSH接続できるようにするためには公開鍵を設定しておく:

ssh-keygen -t rsa
ssh-add .ssh/id_rsa
ここで生成された".ssh/id_rsa.pub"の中身を、 接続しようとするhost側のファイル".ssh/authorized_keys"の中に追加する。

さらに、host側のファイル".ssh/known_hosts"にある、 対応するclientマシンの古い情報が書かれている行を削除しておく。

GNOMEデスクトップのデザインを変える

http://art.gnome.org/http://gnome-look.org/から 好みのテーマや背景などをダウンロードして
[コントロールセンター] - [外観の設定]
などから設定する。ドラッグ&ドロップも使える。

デスクトップをマック風にする

このページを参照してMac OS X Lion Skin Pack V3をインストール。
[コントロールセンター] - [外観の設定] - [テーマ]
でMac-X-Lionを選ぶ。さらに
[コントロールセンター] - [デスクトップの設定] - [ウィンドウ]
により、ボタンの配置を左にする。

キーバインドをEmacs風にする

GnomeのキーバインドをEmacs風にする。
[アプリケーション] - [システムツール] - [設定エディタ]を開き
desktop → gnome → interface を開いて gtk_key_theme の値を Emacs にする。

FireFoxの設定

FireFoxのデザインを変えたり機能を拡張するには、 https://update.mozilla.org/ からアドオンを選んでインストールする。

User Agent Switcherのインストール

NetscapeあるいはInternet Explorerしか許さない悲惨なサイトが存在するので、 ブラウザを詐称する拡張ツールをFireFoxにインストールする。 FireFoxを開き、 http://www.chrispederick.com/work/firefox/useragentswitcher/ からたどれるUser Agent Switcher Extensionのxpiファイルをクリックして インストールする。このサイトからインストールするのが初めての場合、 メッセージバーに表れる「設定を変更...」ボタンにより許可してから 再びクリックする。

/usr/local 以下へのインストール

大抵のソフトウェアはSynapticなどで探せばあるが、 その他のソフトウェアは手動で/usr/local以下にインストールする。 一度インストールして別パーティションで引き継いでおけばOSインストール時 には必要ない。

Linuxソフトウェア手動インストール個人的ノート

その他のメモ

システム情報の調べ方

CPU情報:

% cat /proc/cpuinfo

メモリ情報:

% cat /proc/meminfo

gnome-panelがおかしくなったとき

パネルに追加したアプレットがなんらかの具合でおかしくなり,パネル自体が 動かなくなった. ~/.gconf/apps/panel/profiles/default/applets のこわれたアプレットの設定を消去したら直った.

gnomeが立ち上がらなくなったとき

ユーザIDを変更するなど、ユーザ設定に重大な変更をすると、以前のgnomeの 設定がロックされるなどして使えなくなったりする。 この場合、/tmp 以下にできているロックファイルなどを削除するとよい。

ハードディスクのデータの完全削除

[以下は最大限に危険なコマンドなので、必要以外に試してはならない]

機密書類の入っていたパソコンを譲渡するときなど、ディスクのデータを 完全に消去したいときがある.このときファイルの消去をしただけではデータ の復旧が可能で、たとえディスクをフォーマットし直したとしても、 アナログ的にディスクの以前の状態を読み取る方法が存在する。 このため、ディスクを何度もランダムな値で上書きすることで、より完全な削 除をするshred というコマンドがある:

# shred -n 2 -v /dev/hda
ここで、"-n 2"の数字は何回上書きするかを指定し、値が大きいほど安全だが、 時間もかかる.IDEディスクでは、10Gの上書きに一回あたり1時間程度かかった. (廃棄するなら、ディスクを物理的に破壊するのが一番安全だが。)

リソース

Ubuntu

Ubuntu-ja

ubuntu guide: Ubuntu 10.10 (Maverick Meerkat) | 日本語版

2ch Linux Beginners: Ubuntu FAQ

Linux Tips


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