FC3インストール、追加インストール、設定、調整の個人的ノート
FC3 は2004年11月8日リリース。
まずは必要なデータをバックアップしておく(日頃から行っておくべき)。 また、インストール時に.emacsが書き換えられてしまうので、別名で取っておく:
% cp .emacs .emacs.bkup
理研から取ってくるとかなり速い。
Intel 32bit CPU (Celeron/Pentium/Xeon) の場合:
ftp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/3/i386/iso/FC3-i386-DVD.iso
ftp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/3/i386/iso/FC3-i386-rescuecd.iso
ftp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/3/i386/iso/MD5SUM
Intel Pentium4/Xeon(EM64T), AMD Opteron/Athlon64 の場合:
ftp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/3/x86_64/iso/FC3-x86_64-DVD.iso
ftp://ftp.riken.jp/Linux/fedora/core/3/x86_64/iso/MD5SUM
データをチェックする:
% md5sum --check MD5SUM
rescueCDをxcdroastにより作成
次にdvd+rw-toolsを使ってインストールDVDを作成する。 DVD+RWのデバイス名が/dev/hdcの場合、
# dvd+rw-format /dev/hdc # growisofs -Z /dev/hdc=FC3-i386-DVD.isoMS WindowsでDeepBurnerというフリーソフトを使ってもよい。
パーティション例:
/boot : 256MB / : 2GB /usr : 20GB /usr/local : 15GB /var : 10GB /tmp : 2GB /home : 残り全部 /swap : 実メモリ強(実メモリ256MB以下なら2倍程度) /backup : セカンドディスクに割り当て(この例はかなり余裕あり。この半分ずつでも問題ない。) /usr/local, /home, /backupはフォーマットせずそのまま残してインストール したソフトウェアやユーザのデータなどを引き継ぐ。
/boot, /, /usr, /var, /tmpのパーティションをフォーマットしてクリー ンインストールする。一般にアップグレードインストールはクリーンインストー ルに比べて安定性が低くなる。 カスタムインストールで開発関連やTeX関連の必要なソフトウェアをもれなく選ぶ (ディスクに余裕があればすべてインストールしてもよいが)。
Let's Note CF-Y2 では、 ディスクを最後まで使いきってしまうと エラーが出てインストールできなかった。 パーティションを後ろ2GBほど未使用にしておくとうまくいく。 システムの隠し領域があるらしい。
[アプリケーション]→[システム設定]→[ユーザとグループ]
によってユーザのシェルを bash から tcsh へ変更。
設定ファイル例:
umask 022 limit coredumpsize 0 # aliases are set in .alias if -f ~/.alias source ~/.alias endif set path = (. ~/bin $path) set manpath = ("man -w") set prompt="%m:%~ %h %% " setenv EDITOR emacs setenv LANG ja_JP.UTF-8 setenv TEXINPUTS .:~/tex/macros: ...
このときエイリアスは ~/.alias に書く。
# aliases alias h history alias rm 'rm -i' alias mv 'mv -i' alias cp 'cp -i' alias dir 'ls -al' alias ls 'ls -F' ...
まず、パッケージの取得先を国内のミラーサーバに変更する。ミラーサーバは http://fedora.redhat.com/download/mirrors.html で確認。ミラーサーバが決まったら、設定ファイルを変更する。
(例)
/etc/yum.repos.d/local-baseというファイルを作り、
その中に次のようにミラーサーバを書いておく。
http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/3/$ARCH/os http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/3/$ARCH/os次に/etc/yum.repos.d/fedora.repoを開き、mirrorlist=の部分を
#mirrorlist=http://fedora.redhat.com/download/mirrors/fedora-core-$releasever mirrorlist=file:///etc/yum.repos.d/local-baseと書き換える。同様に、 /etc/yum.repos.d/local-updatesというファイルを作り、 その中に次のようにミラーサーバを書いておく。
http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/updates/3/$ARCH/ http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/updates/3/$ARCH/次に/etc/yum.repos.d/fedora-updates.repoを開き、mirrorlist=の部分を
#mirrorlist=http://fedora.redhat.com/download/mirrors/fedora-core-$releasever mirrorlist=file:///etc/yum.repos.d/local-updatesと書き換える。
さらに、サードパーティによるリポジトリを追加する。
設定ファイル/etc/yum.repos.d/fedora-others.repoを作ってその中に
[dag] name=Dag RPM Repository for Fedora Core baseurl=http://apt.sw.be/fedora/$releasever/en/$basearch/dag [freshrpms] name=FreshRPMS Repository for Fedora Core baseurl=http://ayo.freshrpms.net/fedora/linux/$releasever/$basearch/freshrpms [newrpms.sunsite.dk] name=Fedora Core 3 NewRPMS.sunsite.dk baseurl=http://newrpms.sunsite.dk/apt/redhat/en/i386/fc3 [dries] name=Extra Fedora rpms dries - $releasever - $basearch baseurl=http://apt.sw.be/dries/fedora/linux/$releasever/$basearch/dries/RPMSと書いておく。
GPG公開鍵をインストールする:
# rpm --import http://dag.wieers.com/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt # rpm --import http://freshrpms.net/packages/RPM-GPG-KEY.txt # rpm --import http://dries.ulyssis.org/ayo/RPM-GPG-KEY.dries.txt # rpm --import http://newrpms.sunsite.dk/gpg-pubkey-newrpms.txt # rpm --import /usr/share/doc/fedora-release-*/RPM-GPG-KEY*
次にソフトウェアをアップデートする(初回はかなり時間がかかる):
# yum update # yum upgrade
サービスの設定で、yumをオンにしておけばソフトウェアの自動アップデートが夜間に行われるようになる。ログは/var/log/yum.logに記録される。
[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
apt + synaptic を使う。
# yum install apt # apt-get update # apt-get upgrade # apt-get install synaptic
## Dag RPM Repository for Fedora Core yum dag http://apt.sw.be/fedora/3/en/$ARCH/dag ## FreshRPMS for Fedora Core yum freshrpms http://ayo.freshrpms.net/fedora/linux/3/$ARCH/freshrpms ## NewRPMS for Fedora Core yum newrpms http://newrpms.sunsite.dk/apt/redhat/en/$ARCH/fc3 ## Dries for Fedora Core yum dries http://apt.sw.be/dries/fedora/linux/3/$ARCH/dries
[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
いろいろなパッケージディストリビューション (apt, apt-rpm, yum urpmiなど)、 いろいろなソース(deb, rpm, tgzなど) によるソフトウェアをすべて管理できる画期的なツール ( http://smartpm.org/)。 グラフィカルインターフェースもついている。現在βバージョン。
Dagのサイトから取ってくると、 すでにリポジトリの設定がかなり済んでいるので楽。 上のようにyum のリポジトリにDagが含まれていれば、
# yum install smart smart-gui smart-updateによってインストールできる。
% smart-guiにより起動し、
Origin URL: http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/3/i386/os Mirror URL: http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/3/i386/os Mirror URL: http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/3/i386/osと設定。同様にして、
Origin URL: http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/updates/3/i386 Mirror URL: http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/updates/3/i386 Mirror URL: http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/updates/3/i386と設定。
ソフトウェアを手でインストールする際、 なるべくデフォルトのまま行いたいときに都合がよいシンボリックリンク:
# ln -s /usr/local /opt # ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
自動的にカードは認識されているが、画面がちらつくことがあったり、 3Dサポートが有効でないなど好ましくないので、ドライバを入れておく。 ここの作業はもし失敗するとLinux自体が立ち上がらなくなる場合があるので、 rescue CDをあらかじめ用意しておく。
http://www.nvidia.com/content/drivers/drivers.asp から自分のカードのドライバをダウンロードする。
# /sbin/init 3としてXを切り、rootでログインする。ドライバを置いたディレクトリに入り、
# sh ./NVIDIA-Linux-x86-1.0-6629-pkg1.runでドライバがインストールされる。 そして、
# cp -a /dev/nvidia* /etc/udev/devices # chown root.root /etc/udev/devices/nvidia*とする(これを間違えるとLinuxが起動しなくなる)。次に
# cp /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf.orgとしてから/etc/X11/xorg.confを開いてDriver "nv" を Driver "nvidia" に書き変え、Load "dri" 行を削除する。 Load "glx"の行があることを確認し、Load "GLcore"の行があれば削除する。
# /sbin/init 5でXをスタートさせる。NVidiaのロゴが出て立ち上がれば成功。
カーネルをアップデートするたびにドライバのインストールを繰り返す必要がある。 そのうちLivna.orgからFC3用nvidiaドライバのrpmパッケージが提供されると思われる。
(Linux上のnVidia関連の情報: NVIDA Linux Forum)
http://www.mjmwired.net/resources/mjm-fedora-fc3.shtml#ttf から msttcorefonts-1.3-3.noarch.rpm を取ってきて、
# rpm -ivh msttcorefonts-1.3-3.noarch.rpm # /etc/init.d/xfs restart
デフォルトの日本語フォントは品質が悪く、使用に耐えないので入れかえる。
日本語フリーTrueTypeフォントであるIPAフォントを使うには次のようにする:
% wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts/grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz % wget http://www.grass-japan.org/FOSS4G/ipafonts/grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh # sh grass5_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_install.sh grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz /tmp/grass5 /tmp/bin # mv /tmp/grass5/fonts/*.ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType/ # sh /tmp/bin/grass5uninstall.sh # cd /usr/share/fonts/ja/TrueType/ # mv kochi-mincho-subst.ttf kochi-mincho-subst.ttf.org # mv kochi-gothic-subst.ttf kochi-gothic-subst.ttf.org # ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/ipam.ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-mincho-subst.ttf # ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/ipag.ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-gothic-subst.ttf # mkfontdir # mkfontscaleこの設定は等幅フォントだが、 プロポーショナルフォント(文字幅が変化するフォント)が好みなら、 ipam.ttf, ipag.ttf のかわりにipamp.ttf, ipagp.ttfとする。
フリーのフォントの中では現在IPAフォントが最も品質が高いが、
半角文字と混ぜた場合ベースラインが揃わないなど、まだ難点もある。
高い品質やバラエティーが必要であればフォントを購入するとよい。
1万円前後で数十から百数十種類のフォントをパッケージにしたものが売られている。
Windows 版の TrueType フォントは Linux 上でもそのまま使える
(例えば、
リコー、
キャノン、
ダイナコム、など
)。
新しくTrueTypeフォントをインストールするには、そのフォントを /usr/share/fonts/ja/TrueType/ へコピーして、そのディレクトリで
# mkfontdir # mkfontscaleとする。あるいは、nautilusで [ファイル]→[場所を開く] を選んで fonts: と入力し、 そこへ新しいフォントをドラッグ&ドロップするだけでもよい。
さらにインストールしたフォントをデフォルトフォントにするには、 いくつかvfontcapを編集すればよいのだが、 上のように手っ取り早くシンボリックリンクで済ませることも可能:
# mv kochi-mincho-subst.ttf kochi-mincho-subst.ttf.org # mv kochi-gothic-subst.ttf kochi-gothic-subst.ttf.org # ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/[明朝フォント名].ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-mincho-subst.ttf # ln -s /usr/share/fonts/ja/TrueType/[ゴシックフォント名].ttf /usr/share/fonts/ja/TrueType/kochi-gothic-subst.ttf
MS Windows用のTrueTypeフォントもそのまま使える。 WinXPのC:/Windows/Fonts/にあるmsmincho.ttc, msgothic.ttc を上のようにインストールすれば、 MS Wordで作成されたファイルをそのままOpenOfficeで閲覧できるようになる。 ただし、ライセンスの問題がグレーなので、 使用許諾契約条件に注意して自己責任で。
フリーフォントに関する関連ページ:
http://ayapin.film.s.dendai.ac.jp/~matuda/jttf.html
http://ohkadesign.cool.ne.jp/freefont/
(注)2003年までのLinuxでは、デフォルトフォントとして「東風(こち) フォント」という品質の高いフリーフォントが使われていて、かなり見栄えの するものであった。ところが東風フォントの製作にあたってベースにしたフリー と信じられていたフォントの起源が実は、既存製品の無断複製品であったこと が判明、その結果東風フォントも完全フリーではないことが明らかになってし まった。東風フォントはまだ発展途上にあったが、完全フリーフォントを指向 していた作者はこれを受けてただちに配布を停止、開発も止めてしまった。デ フォルトフォントの見栄えはOS自体の普及にも甚大な影響があるだろう。残念 な事件であった。
参考サイト:
http://khdd.net/kanou/fonts/stolenbitmap.html
http://www.on.cs.keio.ac.jp/~yasu/jp_fonts.html
デフォルトのIiimがなぜかEmacsで起動しないので、kinput2に戻しておく。
[メニュー] -> [システム設定] -> [入力メソッド選択]
を起動し、[高度な設定]で変更できる。
あるいは
# im-switch -s kinput2-cannaでもOK。
(注)IiimがEmacsで使えないのはバグなので、
この問題の根本解決には、Emacsの次バージョンリリースを待つ必要がある。
参照:
https://bugzilla.redhat.com/beta/show_bug.cgi?id=143759
デフォルトのままのCannaの変換効率は悲惨。 拡張辞書をインストールし、さらに頻度学習を有効にすることでかなり使い易 くなる。
このために、
http://cannadic.oucrc.org/
にあるCanna用の辞書cannadicを使う。
まず、/var/lib/canna/dic/canna/dics.dirに次の行:
gcanna.cbd(gcanna.mwd) -gcanna--- gcanna.cld(gcanna.mwd) -gcanna--- gcannaf.ctd(.swd) -gcannaf---を追加し、上記サイトから辞書をダウンロードして、
% tar xvfz cannadic-0.95c.tar.gz % cd cannadic-0.95c % make maindic # /etc/init.d/canna stop # install -o canna -g canna -m 0664 gcanna.c[bl]d /var/lib/canna/dic/canna/ # install -o canna -g canna -m 0664 gcannaf.ctd /var/lib/canna/dic/canna/ # /etc/init.d/canna start次にユーザ権限になり、 ~/.cannaの "利用する辞書" のところに "gcanna", "gcannaf" の2行を付け足し、"iroha"をコメントアウトしておく (この辞書の内容は"gcanna"にすべて含まれている)。 つまり、次のようになる:
...(略)... (use-dictionary "gcanna" "gcannaf" "chimei" ; "iroha" "fuzokugo" ...(略)...最後に
% mkdic -fq gcannaによりユーザの頻度辞書を作成すれば設定終わり。
インストールタイプによっては次の追加インストールが必要:
# yum install VFlib2*
Emacsの中だけでTeX文書の作成、コンパイル、プレビューができるようになる。
http://ftp.gnu.org/pub/gnu/auctex/ からauctex-emacs-*.fedora.noarch.rpmの最新版を取ってきてインストール:
# rpm -ivh auctex-emacs-*.fedora.noarch.rpm
~/.emacs の最後に
;=================================== ; AUCTeX ;=================================== (require 'tex-site) (setq TeX-default-mode 'japanese-latex-mode) (setq japanese-TeX-command-default "pTeX") (setq japanese-LaTeX-command-default "pLaTeX") (setq japanese-LaTeX-default-style "jsarticle") (setq TeX-file-extensions '("tex" "sty" "cls" "ltx" "texi" "texinfo" "dtx")) (setq kinsoku-limit 10) (setq LaTeX-indent-level 4) (setq TeX-view-style '(("." "pxdvi -geometry 1005x1172 -s 3 %d")))を付け加える。
なぜか最後の設定が読み込まれないらしくプレビュー時にpxdviが起動しない(バグらしい)。
そこで
#!/bin/csh -f pxdvi -geometry 1005x1172 -s 3 $argv[1]という中身のファイルを/usr/local/bin/xdviとしてセーブし、
# chmod a+x /usr/local/bin/xdviとすればよい。画面の解像度が低い場合のオプションは -geometry 800x900 -s 4 ぐらいがよい。
Acrobat Reader でホイールマウスを使えるようにするため、 imwheel をインストールする。
http://imwheel.sourceforge.net/から imwheel-1.0.0pre12.tar.gz あるいは最新版を取ってきて、
% tar xvfz imwheel-1.0.0pre12.tar.gz % cd imwheel-1.0.0pre12 % ./configure % make # make installスーパユーザで /etc/X11/xorg.confを編集し、Section "InputDevice", Identifier "Mouse0"のセクションの中に
Option "Buttons" "3"という行を付け加える(3ボタンの場合)。 ユーザディレクトリに ~/.imwheelrcを作って、次の内容を書き込む:
"AcroRead" None, Up, Up, 5 None, Down, Down, 5 Shift_L, Up, Page_Up Shift_L, Down, Page_DownXwindowを再起動し、
% imwheelとすれば使えるようになる。自動起動させるには
# sh ./jre-1_5_0_01-linux-i586-rpm.bin~/.tcshrc に次の行を追加する:
# JAVA setenv JAVA_HOME /usr/java/j2re1.5.0_01 setenv PATH /usr/java/j2re1.5.0_01/bin:$PATH
まず、マウントポイントをつくる
# mkdir /winxp
また、/etc/fstab に次の行を記述する。
/dev/hda5 /winxp ntfs defaults,uid=500 0 0 ^^^^ ~~~ここで、^^^の部分はWindowsのパーティションを入れ、~~~の部分はroot以外にアクセスするユーザー番号を入れる。 次に
% uname -r -pでカーネルのバージョンとプロセッサタイプを確認し、
# mount /winxpとするかあるいは再起動すればアクセスできるようなる。
# Turn off IPv6 alias net-pf-10 off alias ipv6 offを付け加えて再起動する。
IEとNetscape以外を拒否するWebページがあるので入れておく。
http://channels.netscape.com/ns/browsers/download.jsp からNetscape7.2の自動インストーラをダウンロードしてインストールしたら、
# ln -s /usr/local/netscape/netscape /usr/local/bin/netscapeとする。
このバージョンは英語版であるが、これを日本語化するには次のようにする。
まず、インストールした英語版ネットスケープを起動し、
http://homepage3.nifty.com/georgei/n7/n72jlp.html
にある
Netscape 7.2 非公式 JLP
をクリックすると、日本語パックがインストールされる。
ネットスケープのメニューで
[File]→[Preferences...]→[Appearance]→[Languages/Content]
の"Installed language packs"のところに
"Japanese (Japan)" が追加されているので、
これを選択してからNetscapeを再起動。
公開しないで,ローカルにウェブサーバを使えるようにする設定.
パーミッション設定と,www用のファイル置場:
% chmod 701 ~ % mkdir -m 705 ~/public_htmlApache HTTPD がインストールされていなければ, yum install httpd でインストール. 設定ファイル /etc/httpd/conf/httpd.conf を編集する. 変更する行は次のとおり (各行はかなり離れているのでサーチして対応する行を探して編集):
Listen 127.0.0.1:80 ServerName 127.0.0.1 #UserDir disable UserDir public_html <Directory /home/*/public_html> AllowOverride All Options All </Directory> AddHandler cgi-script .cgi #AddDefaultCharset UTF-8最初の行は外部からのアクセスを禁止するために重要。 httpd を起動、また、次回のboot時にデフォルトで起動するよう設定:
# /sbin/service httpd start # /sbin/chkconfig --level 35 httpd onこれでローカルに ~/public_html/ 以下にあるファイルが http://localhost/~[ユーザ名]/ でアクセスできるようになり,cgiも動かせる.
(注)ServerNameの設定をマシンアドレスにしてポート80を開放すれば公 開サーバとなるが、安易に公開するべきではない。以前学生が大学に置いた自 分のパソコンで勝手にwebサーバを公開し、クラックされて部局全体のネット ワークにダメージを与え、大問題になったことがある。
テキストベースのウェブブラウザ。インラインイメージも表示可能。
# yum install w3m*terminal 上で w3m コマンドで使える。 Emacs で M-x w3m とすると Emacs 上でも使える。
[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
XMMS, RhythmboxでMP3を再生できるようにする:
# yum install xmms-mp3 gstreamer-plugins-mp3
[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
Mozillaで使うFlash, Java, Mplayerプラグインをまとめてインストール:
# yum install mozilla-flash j2re mozilla-j2re mplayerplug-in
Windowsのcabinet形式のファイルを解凍するツール
http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php
Windowsのcabinet形式のファイルを解凍するツール
http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php
[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
# yum install wineでインストールした後、
(注)まだすべてのWindowsアプリが使えるわけではない。また動作は重い。
[あらかじめ必要な設定: nVidiaビデオカードのドライバを使う設定]
3次元的なグラフィックでバーチャルデスクトップを切り替えるプログラム.
nVidia等OpenGLドライバついた3D機能をサポートしたビデオカード(グラフィッ
クカード)が必要.
# yum install 3ddesktop使い方は,3ddesk --help で確認.
[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
# yum install gdesklets*
使い方:まず、
% gdesklets startでプログラムを常駐させる。
Displays & Sensorsは
http://gdesklets.gnomedesktop.org/
で探す。
[アプリケーションメニュー]→[アクセサリ]→[gDesklets]
を起動する。
ホームページからのドラッグ & ドロップで簡単にインストールできる。
ペンギンがメール通知をしてくれる。昔のxbiffが洗練されたような感じ。
# yum install gnubiffでインストールし、"gnubiff"で設定。 自分のメールサーバに応じて設定をした後、
[アプリケーション]→[個人設定]→[他の個人設定]→[セッション]
の[自動起動するプログラム]タブを選んで
gnubiff -nというコマンドを追加する。
% rpm -q kernelでインストールされているカーネルバージョンを確認し、
# rpm -e kernel-(不要なバージョン)により削除する。くれぐれもkernelをすべて削除してしまわないように!
メールの読み書きやスケジュール管理などはEvolutionにより行える。 メールでは日本語文字コードをJISにするのがルールだが、 Evolutionのデフォルト文字コードがUTF-8になっているので、 そのままでは文字化けする。
[ツール]→[設定]→[コンポーザの設定]→[全般]
によりデフォルトの文字セットを「日本語(ISO-2022-JP)」に変更。また、
[ツール]→[設定]→[メールの設定]→[全般]
公開鍵が変更されてしまっているので、パスワードなしでSSH接続できるようにするためには更新しておく:
% ssh-keygen -t dsaにより生成される".ssh/id_dsa.pub"の中身を、接続しようとするhost側のファイル".ssh/authorized_keys2"の中に追加する。
さらに、host側のファイル".ssh/known_hosts"にある、対応するclientマシンの古い情報が書かれている行を削除しておく。
アプリケーションのツールバーが間のびしているのでスタイルを変更:
[アプリケーションメニュー]→[個人設定]→[メニューとツールバー]
を選んで、ツールバーのスタイルを[アイコンの横にラベル]に変更する。
FireFoxのデザインを変えるには、 https://update.mozilla.org/ からテーマを選んで同じようにインストールする。
Netscapeすら受け付けず、 Internet Explorerしか許さない悲惨なサイトが存在するので、 ブラウザを詐称する拡張ツールをFireFoxにインストールする。 FireFoxを開き、 http://www.chrispederick.com/work/firefox/useragentswitcher/ からたどれるUser Agent Switcher Extensionのxpiファイルをクリックして インストールする。このサイトからインストールするのが初めての場合、 メッセージバーに表れる「設定を変更...」ボタンにより許可してから 再びクリックする。
以下の設定は/usr/local以下のインストールなので、 一度行って別パーティションで引き継いでおけばOSインストール時には必要ない。
以下、/opt は /usr/local へのシンボリックリンクである。 また、 ここでは /usr/local/src 以下は一般ユーザにも書き込み権限があるものとし、 % は一般ユーザ権限でも実行できることを示す。 # はスーパーユーザ権限でしか実行できない。 以下の作業は /usr/local/src で始めることを想定している。
[あらかじめ必要な設定: Javaランタイムのインストール]
最近はBitTorrentで配布を行うディストリビューションも増えてきた。 ここではJavaアプリでBitTorrentによるファイル交換を行う、 Azureusをインストールする。
まず、上のようにJavaのランタイムをインストールする。 次に http://azureus.sourceforge.net/からLinux_GTKプラットフォームのもの をダウンロードする。そして
% tar jxf Azureus_2.2.0.2_linux.GTK.tar.bz2 # mv azureus /usr/local/.
~/.tcshrc に次の行を追加する:
# Azureus setenv PATH /usr/local/azureus:$PATH/usr/local/azureus/azureusにより設定ウィザードが起動する。画面が切れて しまい選択ボタンが表れないが、ボックス内をクリックしてカーソルの上下で 選択できる。
ディレクトリやファイルのディスク使用量をグラフィカルに表示させるプ ログラム。ディスクを整理したいときに便利。du > xdu を洗練したようなもの。
FLTK (Fast Light Tool Kit) が必要なので、インストール:
# yum install fltkそして、xdiskusageのホームページ http://xdiskusage.sourceforge.net/ からバイナリ xdiskusage.gz を取ってきて、
% gunzip xdiskusage.gz % chmod +x xdiskusage # mv xdiskusage /usr/local/bin/.
LaTeXにおける日本語文書の新しいスタイルファイル。
% wget ftp://ftp.ascii.co.jp/pub/TeX/ascii-ptex/jvf/jis.tar.gz % wget ftp://ftp.ascii.co.jp/pub/TeX/ascii-ptex/jvf/morisawa.tar.gz % tar xvfz jis.tar.gz % tar xvfz morisawa.tar.gz # mkdir -p /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/ # mv jis/tfm/ptex/* /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/ # mv morisawa/tfm/ptex/* /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/ # mv morisawa/tfm/dvips/* /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/ # mkdir -p /usr/local/share/texmf/fonts/vf/ptex/ # mv jis/vf/* /usr/local/share/texmf/fonts/vf/ptex/ # mv morisawa/vf/* /usr/local/share/texmf/fonts/vf/ptex
次に http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/ をチェックして最新版の jsclasses-*.zip により、次のようにする。
# mkdir -p /usr/local/share/texmf/ptex/platex/js # cd /usr/local/share/texmf/ptex/platex/js # wget http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/jsclasses-041103.zip # unzip jsclasses-041103.zip # rm jsclasses-041103.zip # mktexlsr
参考: http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/
(注)最近は前半のJISフォントメトリックのインストールは必要ないらし い。未確認。
PDFファイルの閲覧ソフトウェア。
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/ をチェックして最新版の Linux 用 Acrobat Reader により、 以下のようにする。
% mkdir /usr/local/src/acroread % cd /usr/local/src/acroread % wget ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/linux-5010.tar.gz % tar zxvf linux-5010.tar.gz # installers/INSTALL # ln -s /usr/local/Acrobat5/bin/acroread /usr/local/bin/acroreadでAcrobat Reader がインストールされる。つづけて、
% mkdir jpnfont5 % cd jpnfont5 % wget ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/jpnfont.tar.gz % tar zxvf jpnfont.tar.gz # JPNKIT/INSTLANG % cd .. % mkdir jpnfont4 % cd jpnfont4 % wget ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/4.x/jpnfont.tar.gz % tar zxvf jpnfont.tar.gz % cd JPNKIT % tar xvf LANGJPN.TAR # cp -v CIDFont/HeiseiKakuGo-W5-Acro /usr/local/Acrobat5/Resource/Font/で日本語が表示できるようになる。
[あらかじめ必要な設定: Acrobat Reader のインストール]
TeXから作成されるdviファイルをPDFファイルへ変換するソフトウェア。
http://project.ktug.or.kr/dvipdfmx/snapshot/release/ から最新版のdvipdfmx-*.tar.gzをとってきて、
% tar xvfz dvipdfmx-*.tar.gz % cd dvipdfmx-* % ./configure % make # make installでdvipdfmxがインストールされる。
さらに、日本語を含むPDFファイルを作れるようにするため、 上でインストールしたAcrobat Readerの日本語フォントを利用して
# cd /usr/share/texmf/dvipdfm # ln -s -v /usr/local/Acrobat5/Resource/Font . # mktexlsrとする。
Acroread5の日本語パックをインストールしていない場合は後半部分の代わりに
% cd /usr/local/src % wget http://partners.adobe.com/asn/acrobat/download/fontinfo/japanese.zip % wget http://www.matsusaka-u.ac.jp/mirror/gs-cjk/acro5-cmaps-2001.tar.gz % wget http://www.matsusaka-u.ac.jp/mirror/gs-cjk/adobe-cmaps-200204.tar.gz % cd /usr/local/share/texmf/dvipdfm/CMap # unzip /usr/local/src/japanese.zip # tar xvfz /usr/local/src/acro5-cmaps-2001.tar.gz # tar xvfz /usr/local/src/adobe-cmaps-200204.tar.gz % cd /usr/share/texmf/web2c/ # cp texmf.cnf texmf.cnf.back # echo "CMAPINPUTS = /usr/local/share/texmf/dvipdfm/CMap" >> texmf.cnf # mktexlsrとする。
LaTeXソースのプリアンブルには
\documentclass{jsarticle} \usepackage[dvips,dvipdfm]{graphicx,color} \usepackage[dvipdfm,bookmarks=true,bookmarksnumbered=true,bookmarkstype=toc,colorlinks,linkcolor=blue]{hyperref}などと書いておく。サンプルは /usr/local/src/dvipdfm/latex-support/sample.tex
http://www.nn.iij4u.or.jp/~tutimura/hirata/からout2uni.cをとってきて、
% cc -o out2uni out2uni.c # cp out2uni /usr/local/bin
使い方
% platex sample.tex % platex sample.tex % out2uni -e sample.out % platex sample.tex % dvipdfm sample
LaTeXファイルをHTMLファイルに変換するプログラムおよびその日本語化パッチ。
% wget http://ftp.riken.go.jp/pub/tex-archive/support/latex2html/latex2html-2002-2-1.tar.gz % wget http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/data/l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz % gunzip -c latex2html-2002-2-1.tar.gz | tar xf - % gunzip l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz % cd latex2html-2002-2-1 % patch -p1 < ../l2h-2002-2-1+jp2.0.patch"style/japanese.perl"を開いて、 sub japanese_titlesの中の$info_title=...の次の行のところに
$next_name = "次へ"; $up_name = "上へ"; $prev_name = "前へ";を付け加える。 必要ならば prefs.pm を修正した後、
% ./configure --with-dvips=/usr/bin/pdvips --prefix=/usr/local % make # make install # chmod +x mkwrapper # ./mkwrapper /usr/local
参考:
LaTeX2HTML: http://www.latex2html.org/
LaTeX2HTML日本語化:
http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html
LaTeX で MetaFont を使ってファインマングラフを書くためのもの。
# mkdir -p /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf # cd /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf # wget http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/feynmf.ins # wget http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/feynmf.dtx # ptex feynmf.ins # mkdir -p /usr/local/share/texmf/fonts/source/feynmf # cd /usr/local/share/texmf/fonts/source/feynmf # cp /usr/local/share/texmf/tex/latex/feynmf/feynmf.mf . # mktexlsr
マニュアル:
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/manual.ps.gz
サンプル:
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/feynmf/template.tex
サンプルの使用例
% latex template % mf '\mode:=localfont; input fmftempl' % latex templateここで、"fmftempl"の部分はサンプル中で定義したグラフ名であり、 ファイル中にあるすべてのグラフ名について mf を実行する。
参考: http://www6.plala.or.jp/tujihiro/feynmf/
すぐれたプロッティングツールであり、 FortranやCなどから呼び出して使うサブルーチン群。 作者 Tim Pearson は天文業界の人である。
http://www.astro.caltech.edu/~tjp/pgplot/ からpgplot5.2.tar.gzをとってきて、
% mv pgplot5.2.tar.gz /usr/local/src/. % cd /usr/local/src % tar xvfz pgplot5.2.tar.gz # mkdir /usr/local/pgplot # cd /usr/local/pgplot # cp /usr/local/src/pgplot/drivers.list .コピーした/usr/local/pgplot/drivers.listをエディタで開き、 /GIF, /VGIF, /NULL, /PS, /VPS, /CPS, /VCPS, /XWINDOW, /XSERVE など使いそうな出力先のドライバーのコメントアウトを外してセーブする。
# cd /usr/local/pgplot # /usr/local/src/pgplot/makemake /usr/local/src/pgplot linux g77_gcc # make # make clean
ユーザ権限に戻り、~/.tcshrcに、
# PGPLOT setenv PGPLOT_DIR /usr/local/pgplot/ setenv PGPLOT_DEV /xwin setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/local/pgplot[:$LD_LIBRARY_PATH] setenv PGPLOT_FOREGROUND black setenv PGPLOT_BACKGROUND whiteという行を追加する。 ただし、3行目の[...]は、 それより上の行で同じ変数が定義されているときのみ、 [...]の中身だけを付け加える。
サブルーチンマニュアルは/usr/local/pgplot/pgplot.docにできているが、 オプションとして、html, LaTeX-PS 形式のマニュアルをインストールできる。 まず、 /usr/local/src/pgplot/makehtml と /usr/local/src/pgplot/maketex の両方のファイルの最初の行を
#!/usr/bin/perlと修正する。そして、
# cd /usr/local/pgplot # make pgplot.html # make pgplot-routines.tex # latex pgplot-routines # dvips pgplot-routines -oとすればよい。必要があればマニュアルを印刷:
% lpr /usr/local/pgplot/pgplot-routines.ps
PGPLOTのサブルーチンを使ったFortranプログラムの場合、 コンパイルは次のようにオプションをつけて行う:
% g77 example.f -o example.exe -lpgplot -lX11 -L/usr/local/pgplot -L/usr/X11R6/lib -fno-backslash
PGPLOTを使ったプログラミングの例は /usr/local/src/pgplot/examples/ にある。 これらプログラム例の実行ファイルは /usr/local/pgplot/ にインストールされている。
Intel プロセッサに最適化された強力なコンパイラ
Intel Compiler (Fortran, C++) および Math Kernel Library
など Linux 用ソフトウェアが非商用用途においてフリーで使用できる:
http://www.intel.com/software/products/noncom/
インストラクションに従うことにより、
ダウンロードサイトとライセンスファイルが E-mail で送られてくるので、
セーブしておく。
Intel Fortran のインストール:
% tar xvfz l_fc_pu_8.1.021.tar.gz # sh ./l_fc_pu_8.1.021/install.sh途中でライセンスファイルを置いてあるパスを聞かれる。 ユーザ権限に戻り、~/.tcshrcに
# Intel Fortran setenv PATH /opt/intel_fc_80/bin:$PATH setenv MANPATH /opt/intel_fc_80/man:[$MANPATH] setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/intel_fc_80/lib[:$LD_LIBRARY_PATH] setenv INTEL_LICENSE_FILE /opt/intel_fc_80/licenses[:$INTEL_LICENSE_FILE]と書いておく。ただし、3-5行目の[...]は、 それより上の行で同じ変数が定義されているときのみ、 [...]の中身だけを付け加える。
マニュアル、ドキュメント類が /opt/intel_fc_80/doc にインストールされている。
Math Kernel Library のインストール:
% tar xvf l_mkl_p_7.2.008.tar # ./l_mkl_p_7.2.008/install~/.tcshrcに
# Math Kernel Library setenv INCLUDE /opt/intel/mkl72/include[:$INCLUDE] setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/intel/mkl72/lib/32[:$LD_LIBRARY_PATH]を付け加える。[...]の意味は上と同じ。
Intel Fortran Compiler マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/compilers/flin/docs/manuals.htm
Intel C++ Compiler マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/compilers/clin/docs/manuals.htm
Math Kernel Library マニュアル:
http://www.intel.com/software/products/mkl/docs/manuals.htm
MKLを用いたプログラミング例が /opt/intel/mkl72/examples/ にある。
マルチプロセッサにおける Fortran 最適化オプションおよび MKL へのリンクの例:
% ifort -ftz -ip -O3 -parallel -tpp7 -I/opt/intel/mkl72/include/ -L/opt/intel/mkl72/lib/32/ -lmkl -lguide -lpthread -lm -lvml [ソースファイル名] -o [実行ファイル名]オプションの付け方で計算速度が何倍も違うことがあるので、 CPU構成や計算内容に応じて最適なオプションを探す。
rsyncが使えないサイトに、FTPでミラーリングするためのもの。 FTPしかできない(ログインの禁じられている)Webサーバへのアップに使う。 http://www.lyra.org/sitecopy/から sitecopy-0.14.3.tar.gz あるいは 最新版を取ってきて、
% tar xvfz sitecopy-0.14.3.tar.gz % cd sitecopy-0.14.3 % ./configure % make # make installでインストールされる。次に
% cd ~ % mkdir -m 700 .sitecopy % touch .sitecopyrc % chmod 600 .sitecopyrcとしてから設定ファイル ~/.sitecopyrc の中身に
site [サイト識別名](なんでもよいが重複しないもの) server [サーバ名](例:www.aaa.com) protocol ftp username [アカウント名] password [パスワード] remote [リモートディレクトリ](例: ~/public_html/) local [ローカルディレクトリ](例: ~/wwwfiles/foosite/) url [webサイトURL](例: http://www.aaa.com/home/bbb/ccc) checkmoved # ローカルでファイルを移動させたときには、サーバでも移動させる permissions all symlinks follow # シンボリックリンクをファイルとして転送 exclude *.bak exclude *.old exclude *~ exclude "#*#"のように書く。詳しい設定方法は man ページを参照。 設定が正しければ、まずは
% sitecopy -c [サイト識別名]として、ローカルとリモートサイトの状態を教える。 あとは、ローカルファイルを変更したら、
% sitecopy -u [サイト識別名]でリモートサイトが更新される。
(注)FTPではシンボリックリンクをリモートに作ることができない。上のよう に設定すると、参照先のファイルをリンクの名前にして転送する。 巨大ファイルをリンクして2重に転送するとディスクの無駄になるので注意。
ls を打ち間違えたときに心を落ち着けるためのプログラム。 ( http://www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/~toyoda/)
% wget http://www.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/~toyoda/sl/sl.tar % tar xvf sl.tar % cd sl % make # mv sl /usr/local/bin/
Fedora Core 3 Linux Installation Notes by Stanton Finley