[あらかじめ必要な設定: パッケージ管理、アップデートソフトウェアyumの設定]
TeX関係をまとめてインストールする.
# yum install tetex*
ポストスクリプトファイルやPDFファイルを閲覧するためのビューアとして、 gv, gsview, xpdfをインストールする:
# yum install gv gsview xpdfデフォルトの文書ビューア evince もある。PDFファイルは acroread で読む方法もある(Acrobat Readerのインストール)。 PDFは文書によって日本語ファイルが文字化けしたりするので、いくつかのビューア を使い分けるとよい。
ポストスクリプトビューアのフォントは、/etc/ghostscript/ の cidfmap.ja, FAPIcidfmap.ja で設定されている。フォントを変える必要があ ればこれらのファイルを編集すればよい。
Emacsの中だけでTeX文書の作成、コンパイル、プレビューができるように なる AucTeX をインストール:
# yum install emacs-auctex実際に使うには、~/.emacs の最後に
;=================================== ; AUCTeX ;=================================== (require 'tex-site) (load "auctex.el" nil t t) (load "preview-latex.el" nil t t) (setq TeX-default-mode 'japanese-latex-mode) (setq japanese-TeX-command-default "pTeX") (setq japanese-LaTeX-command-default "pLaTeX") (setq japanese-LaTeX-default-style "jsarticle") (setq preview-image-type 'dvipng) (setq TeX-file-extensions '("tex" "sty" "cls" "ltx" "texi" "texinfo" "dtx")) (setq kinsoku-limit 10) (setq LaTeX-indent-level 4) (setq TeX-output-view-style '(("^dvi$" "." "/usr/bin/pxdvi %d"))) (setq TeX-auto-save t) (setq TeX-parse-self t) (setq-default TeX-master nil)を付け加える。
AucTeXの使い方(一部):
C-c C-c : コンパイルやプレビュー
C-c C-s : 節などを追加
C-c C-e : 式や箇条書きなどの環境を追加
C-c C-p C-d : Emacs内で図や数式をプレビュー (preview-latex)
C-c C-p C-p : preview-latex モードで、カーソルの場所だけプレビュー
C-c C-p C-c C-d : preview-latex モードの解除
C-c C-o C-f : Fold(footnoteやciteなどを短縮表示)モードへ入る
C-c C-o C-b : バッファ全体のFolding
C-c C-o C-r : リージョンのFolding
C-c C-o C-o : 状況に応じてFolding/Unfolding
C-c C-o b : Foldモードの解除
Synergy は、Linux と Windows や Mac など、同時に起動している複数台のマシンを、 どれかひとつのマシンにつないだ一組のキーボードとマウスですべて操作でき るようにするソフトウェア。しかも、カット&ペーストやコピー&ペーストな どを、マシンやOSをまたいで行うこともできるようになる。 複数台のコンピュータを同時に使う場合には極めて便利。 ここでは Linux 側につないだキーボードとマウスから Windows 側のマシンを 操作する設定を行う.実際にはあらゆる組み合わせが可能.
Synergy ホームページ
からダウンロードページへ行き,
Linux側ではsynergy-*.i386.rpm
インストールする:
# rpm -ivh synergy-1.3.1-1.i386.rpmインストールしたら、スーパーユーザになって設定ファイル /etc/synergy.conf を作る.設定例が /usr/share/doc/synergy-1.3.1/synergy.conf にあるので、参考にして設定を 書く。例えば,Linux 側のホスト名が "linhost", Windows 側のホスト名が "winhost", 共通のドメイン名が "domain.name.jp" で、Windows の画面が Linux の画面の右にある場合、場合,/etc/synergy.conf は
section: screens linhost: winhost: end section: links linhost: right = winhost winhost: left = linhost end section: aliases linhost: linhost.domain.name.jp winhost: winhost.domain.name.jp endなどとなる.スクリーンの位置や細かな設定の仕方はホームページに説明があ るので、参照する.
ここで、Linux のファイアウォールが有効になっている場合,ポートを開
いておく必要がある.
[デスクトップ]→[管理]→
[セキュリティレベルとファイヤーウォールの設定]
を開いて,「ファイアウォールのオプション」の「その他のポート」をクリッ
クし、使用するtcpポート番号を書いておく.
ポート番号は以下の Windows 側でも設定するので、
それと同じものであればなんでもよい。
次に,通常ユーザに戻り,
% synergys -fとして フォアグラウンドで Linux 側 synergy の起動を確認する.ここでエ ラーが出る場合は設定を見直す必要がある。
Windowsマシンを他のマシンからコントロールする場合 「半角/全角」キーが効かないが、 IMEの設定で漢字変換のオンオフを異なるキーにバインドしておけばよい。
次に、Windows 側のマシンで Synergy ホームページ から ダウンロードページへ行き,Linux 側と同じバージョン番号の SynergyInstaller-*.exe をダウンロードしてインストールする。 そして Synergy を起動すると設定のウィンドウが開くので, "Use another computer's shared kyeboard and mouse [client]" というところのチェックボックスをオンにして、 "Other Computer's Host Name" のところに Linux 側のホスト名(ドメイン名があれば、それも含める。 上の例では,linhost.domain.name.jp)を入力する. Linux でファイアウォールが有効化されている場合, [Options] の [Advanced] をクリックして、Linux 側で開いたポート番号と一 致させておく.[Test]をクリックし、ウィンドウが開いて最後の行に "NOTE: connected to server" と出ればひとまず成功.
% synergysにより、バックグラウンドでサーバーを起動する.Windows 側は [Start] を クリックして起動する.必要に応じてコンピュータの起動時に自動起動の設定 をしておいてもよい。
参照:
@IT: 1組のマウスとキーボードを複数のPCで共有するには
@IT: 1組のマウスとキーボードを複数のPCで共有するには(サーバ編)